こんにちは。商学部2年の入道です。
皆さんアンパンマンはご存知ですか?好き嫌い関係無く、幼少期に1度は見た事があるのではないでしょうか。
そんな国民的アニメアンパンマンの良さを今回の部員日誌で紹介しようと思います。
アンパンマンのテーマソングである「アンパンマンマーチ」の歌詞の中に「愛と勇気だけが友達さ」という歌詞があります。
不思議に思いませんか?ピンチの時に顔を渡してくれるジャムおじさん、アンパンマンを自慢の鼻でサポートしてくれる名犬チーズ、ジャムおじさんの助手で頑張れと願ってくれるバタコさん。この様にアンパンマンにはたくさんの仲間がいますが、歌詞では「愛と勇気だけが友達さ」と言っています。
それにはアンパンマンの優しさが含まれていると思います。アンパンマンは自己犠牲の塊です。お腹が減った人がいれば自分の頭を食べさせてあげるという自己犠牲をしてお腹を満たしてあげます。また戦う時も結局自分1人で戦うしかなく、道連れは良くないという意味も込められていて、自分が思う正しい正義を行う上ではみんなでやることはむしろ好ましくなく、責任は自分で負う必要がある。そんな時、友達は「愛と勇気」だけと表すことで愛と勇気だけ自分のモノだからそれを信じるべきだとも取れます。
また、あとひとつ不可解な事があります。バイキンマンのことを宇宙の奥までアンパンマンはぶっ飛ばします。けど、バイキンマンを殺すことはありません。
これには人間の表裏一体が表されてると考えます。バイキンは人間や食べ物において敵です。しかし、パンは酵母菌がないと作れないし、人間も善玉菌と悪玉菌が体内にいて、もし悪玉菌が死滅してしまったら人間は生きて行けません。それと一緒でアンパンマンはバイキンマンにたくさんの嫌な事をされてるけど、アンパンマンはバイキンマンがいないと正義のヒーローになることは出来ません。だからアンパンマンはバイキンマンを殺さないし、アンパンマンとバイキンマンはもしかしたら仲間なのかもしれないとも取れます。
先日授業の道徳教育の授業の一貫で正義についての模擬授業を行い、その時に使った題材がアンパンマンでした。そんな時に色々意味を考えた時に上に書いたこと以外にもたくさん思うことがありました。
みなさんアンパンマンをもう一度みて懐かしむのと同時に色々考えてみてはいかがでしょうか。
おしまい