慶應義塾体育会柔道部は、日本最古の運動部であり、創部143年を迎えました。また、一昨年の全日本学生体重別団体ベスト16をはじめとし、本年度は4年生の堤が全日本学生柔道体重別大会にて66kg級3位を果たすなど、勝利に向けて日々切磋琢磨する伝統ある運動部です。そのような部であるからこそ私達柔道部にしかできないことがあるのではないかと慶應杯の開催を始め、色々と模索しております。
そこで、第12回大会を機に、私たちが「目指すべき・ありたい柔道」を実現するために新しい賞を設置することと致しました。慶應義塾大学柔道部は「心身之順是柔道※」という言葉を掲げており、日々の稽古を通じて精進することで心身の統一をなし、将来的に社会的使命を果たし社会の進展に寄与しうる「全社会の先導者」になるべく、努めております。つまり、私たち柔道部は「目指すべき・ありたい柔道」とは柔道を通して、心身ともに精進することで将来において社会で活躍しうる人材を輩出することと捉えております。※心の修養と身体の鍛錬とのバランスのとれた柔道こそ、塾の柔道であるとの訓え
つきましては、各校チームの部員に対し、以下に述べます、「目指すべき・ありたい柔道」の実践に関する記述書類の提出を促していただきますようお願い申し上げます。
この賞の目的としましては、柔道の強さではなく柔道という競技を通して何を学生が考えているか、何を目的としているかというものを評価し、秀でている学生を表彰するものです。当書類をご提出願う本来の趣旨は、提出された内容に優劣をつけて「賞」を与えることではなく、当大会への参加者全員が柔道ということに対する理解を深める機会となると考えております。そのような面で共感する部分や、各高校で実践されていることなど踏まえ、「目指すべき・ありたい柔道」をどう捉えられているか記述して頂ければと思っております。
課題 「目指すべき・ありたい柔道」についていかにして実践しているかについて述べてください。解釈は人それぞれだと思います。思うように記述してください。
提出方法については、以下のように致します。
・各校一名以上の提出をお願い申し上げます。大会参加申込用紙に提出数のご記入をお願いします。
・提出レポートについては、必ず部員全員の了解により、提出のこととします。
・提出者は監督・コーチ等の指導者により推薦を受けた者とします。
・ワープロにより作成、様式は自由です。文字数は400字以上とします。(字数は評価の対象にはなりません)
*人数制限はありません。また、マネージャー等の立場から柔道に関わっている者でも結構です。
*学校名および個人名を最上段に必ずご記入お願いします。ただし、文中には、学校名あるいは個人名を特定しうる記述はしないようお願いします(賞の選考に影響するため)。
- 送付は、下記のEメール宛にお願い致します
(なお、添付ファイルの場合は、「ワード」、「一太郎」、「テキスト形式」のいずれかによるものとします。)
2月29日(土)までにE-mailにてお送り頂きたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。
【連絡・申込先】
監督 笹野 誠一
TEL:090-4604-9104
慶應杯実行委員 岡崎 朗生
FAX 045-563-9950
E-mail keiocup@yahoo.co.jp