平素よりお世話になっております。経済学部1年の渡辺智瑛です。
突然ですが、皆さんは堀大輔さんという方をご存じでしょうか。最近よく名前を見かける方で、なんと1日30分しか寝ないそうです。30分。僕が布団に入ってから「そろそろ寝るか」と思うまでの時間とほぼ同じです。
というのも、僕はかなり寝るほうで、毎日9時間ほど眠ります。堀さんとの差は1日8時間半。1年に換算すると約129日ぶん、僕は堀さんより長く寝ている計算になります。1年の3分の1以上を、僕だけ余分に布団の中で過ごしているわけです。正直、なかなか羨ましい。そこまで極端でなくても、世の中には毎日6時間で平気だという人もいて、そういう話を聞くたびに、なんだか損をしている気分になります。
ということで、今回はふと自分の睡眠を振り返ってみることにしました。
睡眠研究の第一人者である筑波大学の柳沢正史教授は、「睡眠は質より量」だと言っています。量が足りないうちに質を気にしても仕方がない、ということです。さらに、睡眠をよくする万人共通の方法はなく、悪くする原因を一つずつ潰していく「減点法」で考えるべきだそうです。足し算ではなく引き算。9時間寝ている僕は、少なくとも量では満点を狙えているのかもしれません。
そのうえで、僕が睡眠のために一番いいと思っているのが、寝る前の読書です。使っているのはKindle Paperwhite。最初は「スマホよりブルーライトが少なそうだから」という理由で使い始めたのですが、教授によると、ブルーライトはそこまで気にしなくていいらしいのです。夜のスマホは画面が暗く暖色になるので、それよりも部屋の照明が明るすぎることのほうが問題なのだとか。気をつけるべきは、見る中身で脳が覚めてしまうことだそうです。これには心当たりしかありません。動画をぼーっと眺めているうちはまだいいのですが、LINEの返信を始めた瞬間、脳が完全に起床します。気づけば日付が変わっています。Kindleには通知が来ないので、その心配がありません。
ただ、ここで一つ問題があります。僕は、無音だと寝られなくなりました。YouTubeや音楽を流しっぱなしにしないと、どうにも落ち着かないのです。静かな部屋で目を閉じると、なんだか寂しくなってしまう。19歳にして、子守唄なしでは眠れない体になりました。我ながらちょっとダメな習慣だという自覚はあります。ちなみに柳沢教授は、映画を観ながら寝落ちするくらいならいいと言っていたので、ギリギリセーフだと自分に言い聞かせています。
睡眠サプリもいろいろ飲んできて、今も飲んでいます。ただ、効いているのかと聞かれると、正直わかりません。わからないまま毎晩飲んでいます。もはやお守りです。
そして毎朝の習慣が、睡眠記録アプリの「Sleep meister」です。枕元に置いておくだけで、眠りの深さを測って点数をつけてくれます。スマホの揺れで体の動きを拾っているだけなので、精度は正直そこまでではないのでしょう。それでも、読書をしてから寝た日はちゃんと点数がよく出るので、つい信じてしまいます。ポケモンスリープの評判がいいのも知っていますが、朝起きてすぐポケモンのお世話をする元気が僕にはありませんでした。寝起きの僕に必要なのは、ポケモンではなくあと5分です。
こうして9時間睡眠を守るための工夫ばかり並べてきましたが、案外、やってみたことがないだけで、一気に30分睡眠にしてみたら意外といい感じになるのかもしれませんね。明日の朝、布団から出られたら考えます。

