平素よりお世話になっております。
薬学部4年の海部花です。
哀しき薬学部生にとって、毎年みんなが戸狩から帰ってくるということは、それ即ち短い夏休みが終わろうとしているということであります。
ラボ配属が正式スタートしたり国試予備試験があったり、変化の多い秋になりそうです。
さて今夏は、オフ期間と授業休みをうまく組み合わせることができて、非常に充実した時間を過ごすことができました。
嬉しかったことや幸せだった時間ほどうまく言葉では表せなかったり、ちょっと秘密にしてみたくなったりするものです笑
夏ソングを流しながら、写真を見て思い出に浸っております。
そんな中から、ひとつハイライト!
初めての試み、ひとり旅をしました!
この行程というのがなかなかニッチなもので。題名の通り、私はGoogle map大好き人間でして、よくパソコンでオレンジのフィギュア(ペグマン)をマップ上におろして模擬街歩きをしたりするほどです(伝わるでしょうか)。
特に好きなのは北海道、広くて人の少ない感じというか、広くて広いところがすごく好きです。
予定から4泊5日を捻出し、さて北海道のどこかにいこうと目論み、そしてGoogle Mapと睨めっこ…
!!焼尻島・天売島・奥尻島を巡る計画を立てました!!
良ければ一度地図で調べてみてください。地図を拡大しないと発見できない小さな島です。
目的地近隣の路線は廃線になっているため、レンタカーのみならずフェリーやらバスやらの時刻表と睨めっこして、パズルみたいに組み立てて、、
ざっとこんな感じです。
新千歳空港から260kmのドライブで羽幌へ。羽幌で1泊したらフェリーで焼尻島へ。自転車で1周したらまたフェリーで天売島へ。天売島で1泊。
翌朝再びフェリーで羽幌へ戻り、札幌までオロロンラインをドライブ。さらに札幌からは特急北斗に乗り、新函館北斗駅へ300kmの電車旅。内浦湾をぐるっと一周。さらにさらに新函館北斗駅からバスに乗り、江差へ。江差で1泊。
朝イチでフェリーに乗り、奥尻島へ。奥尻島で1泊し、そして翌日に飛行機で帰宅したのでした。
前半2日間は母と2人、後半の札幌駅以降はひとり旅という行程でした。
特に印象的だったのは、焼尻島を自転車で回った時の母の言葉。
「50歳を越してから、こんな風に自転車を漕いで、汗をかいて、そしてこんな土地があることを新しく知って、、こんな思いをできるなんて思ってなかったな」
これが妙に嬉しく、妙に頭に残っています。
絶景のなかで溢れる母の言葉は、そのひとつひとつが絶妙で、私にとってすごく新鮮でした。
母の言葉通り、島々で見た光景は、とても想像しえないような広大なものでした。
豊かな北海道の緑、と聞いて想像するには些か荒涼としていて、しかし寂しさを感じるかというと、それよりももっと漠然とした広さ、地平線が遠くて、海は平らで、、
世界の端っこにいるようで、世界の端っこから一番遠いところにいるような、不思議な感覚でした。
そんな風景を巡り、やがて母と別れてひとりになり、新たな景色を探して旅していると、新しい出会いにも恵まれました。
初めてのホヤの食べ方を教えてくれたおばちゃんがいたり。
浜松からカスタムしたキャンピングカーで奥尻に来ていたおじさん、私が銭湯から上がると、「一人旅がんばれ」と自撮り棒とメッセージのプレゼントを車のフロントガラスに置き土産にくれたり。
宿のおばちゃん、私の専攻を聞いて応援して、花ちゃんご飯できたよーと部屋に呼びに来て、いつでもまたすぐ帰っておいでと言ってくれたり。
初めてだらけの島旅は、何か特別な観光名所があるわけではなくて、でも島丸ごとに確かに豊かなゆったりとした時間が流れていて、全身にその空気が染みてきて、心がじわじわと満たされました。
旅行ではなく、”旅”でした。
さて、次はどこにいこうかな。
目下気になるのは、道東です。
いざ!

