平素よりお世話になっております。法学部2年の三好桜子です。
突然ですが、私はインドに行きたいと考えております。「インドに行くと人生が変わる」よく耳にするこのフレーズに、今私は惹かれているのです。
大学二年生になり、日吉生活も板についてきました。どの電車が最もギリギリで一限に間に合うか、どの道を通れば混雑を避けて目的の教室に辿り着けるか、やっと慣れてきたこの日常に、私は飽きを感じているのかもしれません。思えば私は、同じことを繰り返すことを最も嫌いとしています。期間限定の商品も、その期間内に2度同じものを口にすることはありません。知っている味だからです。
こんな飽き性な私は、打開策として現実的な案を考えました。
一つ 新しい人と関わる
二つ 新しいことを始める
三つ 自分が変わる
私は別に屈強な人間ではないので、インドに行くという危険を冒す前に、この中から現状を打開する糸口が見つけられたらと思います。
まず一つ目の「新しい人と関わる」ことです。最近は、少しの縁を大事にして関わりを繋いでいきたいと思っています。普段なら喋らない人と話してみること、自分とは違う価値観に触れてみること。そうした出会いが、自分の世界を広げてくれる気がしています。
二つ目は、「新しいことを始める」ことです。ずいぶん前になりますが、花さんにおすすめしていただき、すみれと一緒に行った元住吉の「マリニ南インド」というお店は、私にとってかなり非日常な空間でした。名前も聞いたことのない料理を食べ、普段とは違う雰囲気の中で過ごすだけでも、少し遠くへ旅をしたような気分になりました。
また、柔道部御用達の「フォー89 日吉店」に行くたびに、私は毎回違うメニューを頼んでいます。何度通ったか分からないほど通っているにも関わらず、未だに何が出てくるのか分からない料理を待つ時間は、退屈を嫌う私に生を実感させてくれます。またそれでいうとその最上級は、絶対にお腹を壊すというインドの屋台飯だと思います。SNSで得体の知れない屋台飯を食べ歩く人を見ては憧れが止まず、やはりインド行きの夢は捨て切れません。
ここまで書いて気づいたのですが、私の「新しいことを始める」の具体例が飲食店巡りしかありませんでした。どうやら私の言う「冒険」とは胃袋の冒険を意味しているようです。これからは食べ物以外のことにもその好奇心を向けていきたいです。
そして三つ目の「自分が変わる」ことが、一番難しいのかもしれません。従来私は慎重派で、挑戦を恐れる性質です。日常に飽きたと言いながら、自分自身が今までと同じ選択ばかりしていては何も変わらないので、今よりアクティブに、ポジティブに「面白そうだから行ってみる」「とりあえず話しかけてみる」と行動できる人になりたいです。インドに行くにしても行かないにしても、まずはそういう人間になることが先ですね。
もしかしたら人生を変えるきっかけは、インドの屋台飯ではなく、意外と身近なところに転がっているのかもしれません。いつか本当にインドへ行く日が来るのかは分かりませんが、それまでは私の半径5メートルの世界を広げ続けようと思います。気づいた頃には、日吉が少しだけインドになっているかもしれません。

