平素よりお世話になっております。経済学部2年の柴田和志です。
冒頭は毎回かなり悩みます。直近の部員日誌を参考にしようと真田優誠君のものを見たのですが、「皆さん、気持ちいいですか。」から入っていてドン引きしました。きっと彼も書き出しを考えるのが面倒になったのでしょう。
さて、今回はすみれに対抗するべく小説……ではなく本を読んできました‼︎
経緯を説明すると、前回の部員日誌で僕は「すみれが小説を紹介していることに憧れている」という旨を書きました。それを母親が読んでくれたようで、「これですみれに対抗しなさい。」とある本をくれました。(うちの母は家ですみれちゃんではなく”すみれ”と呼んでいます。)
余談ですが、この前の東京都学生で母が応援に来てくれたのですが、そのとき斜め後ろに座っていたすみれに声をかけることができず、やっぱり柴田家は人見知りだなと感じた瞬間でした。
その本は『MIDNIGHT PIZZA CLUB』という本です。母はこの本の良いところとして、次の3点を教えてくれました。
①表紙がかっこいい
オレンジと黒を基調にしたとてもかっこいい表紙で、「キャンパス内で持ち歩けばイキれるよ」と言われました。
②字が大きい
意外と字が大きく、とても読みやすいです。
③挿絵がたくさん入っている
挿絵が多いので分厚く見えますが、実際はそこまで文字数が多くありません。そのため、僕でも飽きずに読めるはずとのことでした。
以上の理由でこの本をおすすめされました。要するに、「バカでも読める本だ」ということです。
「MIDNIGHT PIZZA CLUB」(ミッドナイト・ピッツァ・クラブ)は、俳優の仲野太賀、TVディレクターの上出遼平、写真家の阿部裕介の3名が深夜のニューヨークで結成した旅サークルです。この本は、彼らがネパールにある世界一美しい谷の一つ「ランタン谷」を目指した1週間の旅を、写真と文章で綴った紀行本となっています。
男旅ならではのトラブル続きの日々や、現地の人々との触れ合い、大自然との邂逅が軽やかに描かれており、とても面白い本でした。今回はその中で印象に残った文章を少し引用したいと思います。
「すごいなー。これ気になってたんだよなー」と太賀くんがシェーバーを手にした、次の瞬間である。徐にズボン、いや、パンツもろともずり下ろし、自らの隠武を顕にしたかと思えば、シェーバーの電源を入れると同時にそれを茂る毛に押し当て始めたのである。
(上出遼平著『MIDNIGHT PIZZA CLUB 1st BLAZE LANGTANG VALLEY』、講談社、2024年、p.57)
これは上出遼平氏が購入した高価な電動シェーバーを、仲野太賀氏が躊躇なく試し始める場面です。
旅先での何気ない出来事をここまで面白く描写できる文章力に惹かれました。ほどよくバカで、ほどよくくだらなく、それでいてなぜか楽しい。そんな描写がこの本には詰まっており、僕の若き血を滾らせる非常に楽しい読書体験となりました。みなさんもぜひ読んでみてください。
本を読むのもいいものですね。スマホのショート動画でドーパミン中毒に陥っていた僕は、読書中も幾度となくスマートフォンを触ってしまい、その度に脱線してしまいました。同じくドーパミン中毒気味の柔道部員たちは、読書中だけでもスマートフォンを誰かに預けることをおすすめします。
とはいえ、今回の読書はとても良いきっかけになりました。これからも頑張って本を読んでいきたいと思います。まずは六徳舎で笹野監督からおすすめされた大ベストセラー、ヘミングウェイの『老人と海』を読もうと思います。目指せ活字中毒
稚拙な文章で申し訳ございませんが、ここらで締めの挨拶とさせていただきます。腰の怪我も改善してきましたので、ここからは鰻登りで成長できるよう張り切って参ります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします

