こんにちは。
4年の山田陸斗です。
本日、9月26日。日本武道館では、全日本学生柔道体重別選手権大会が開催されました。
結果として、惇暉がベスト8の成績を残し、講道館杯への出場権を手にしました。
主務として朝から帯同していたので、一番近くで試合を見ることができました。同期がこうして結果を残す姿を間近で見ることができ、とても感動しました。
今大会、惇暉は朝から「試合を練習だと思ってやること」と言っていました。
実際、その言葉を最後まで体現していたように思います。
1回戦から、落ち着きに落ち着きすぎるほど焦りがなく、無駄な力も入っていない。その姿は、外野で見ている私にも感じられるほどでした。
落ち着きが一周回って遅延行為と取られたときは、さすがにこちらが焦りましたが……。
それでも、追い込まれた場面でも最後の最後でポイントを取りにいけるのは、流石でした。
11月8日(日)の講道館杯。
まさか同期から、学生のうちに講道館杯に出場する選手が出てくるとは。
すごいなぁ。
さすがだなぁ。
本当に頑張ってほしいと思います。当日は同期として、精一杯応援したいと思います。
また、私の同期には惇暉以外にも、楓が全学個人への出場を果たし、むねも福井県代表として国スポに出場します。
みんながみんな、それぞれの場所で頑張って、最後の最後に花を開かせている。
そう思うと、嬉しい反面、どこか歯痒くなってきてしまいます。
私はというもの、大学に入学してから出場した個人戦では、綺麗にすべて一回戦負け。
個人戦では、ほとんどと言っていいほど活躍することができませんでした。
個人戦で活躍できる選手は、本当に尊敬します。
全責任が自分にのしかかる反面、負けても周りに迷惑をかけなくて済む。
そんな個人戦が、自分の性格には向いていなかったのだと気づいたのは、3年生の頃でした。
「チームを勝たせるために、自分が取らなければならない。」
あの何とも言えないプレッシャーがあるときだけ、自分は持っている力の4倍くらいは出せる。
そんなことに、気づいてしまいました。
だからこそ、団体戦では、団体戦こそはという強い気持ちでやってきました。
持論ではありますが、その気持ちだけは、ある程度チームに貢献する力になったのではないかと思っています。
同期の4年間の功績と比べれば、決して輝かしいものではありません。
個人戦の結果だけを見れば、何も残せていないのかもしれません。
それでも、自分なりにこの4年間を振り返ったとき、記録より記憶に残る選手にはなれたのではないかと思います。
試合開始7秒での小内巻き込み。
某選抜チャンピオンへの小内巻き込み。
良くも悪くも、自分らしい試合はいくつか残せたように思います。
周りに何と言われようとも、団体戦で勝つために照準を定め、そこだけを見て駆け抜けてきました。
それが自分にとって正しかったのかは、今でも分かりません。
もっと個人戦に向き合っていれば、違った結果があったのかもしれません。
それでも、気がつけば、自分にはこのやり方しかなかったのだと思います。
そして、そんな私の残す試合は、早慶戦のみとなりました。
同期がそれぞれの場所で花を開かせている姿を見ていると、自分も最後くらいは、団体戦の選手として何かを残したいという気持ちが強くなります。
チームを背負って畳に上がるとき、自分一人では出せない力が出る。
4倍、いや10倍くらいの力が出る。
それが自分の柔道だったのだと思います。
だからこそ、最後の早慶戦でも、もう一度その力を出せるように。
今日は同期の活躍を見て、とても嬉しい反面、少しだけ悔しい気持ちにもなりました。
それと同時に、自分もまだ終わっていないのだと思いました。
早慶戦まで、まだ時間はあります。
来週からまた切り替えて、最後の団体戦に向けて、しっかり準備していきたいと思います。
おわり

