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2026

弱冠

平素よりお世話になっております。総合政策学部2年の山田大志郎です。

私事で恐縮ですが、先日、ついに二十歳を迎えました。皆様は二十歳になった瞬間、何をして過ごされていたでしょうか。

私はというと、日付が変わった瞬間から、たくさんの友人や先輩方にお祝いの言葉をいただきました。日頃からお世話になっている方々に自分の誕生日を祝っていただけるというのは、想像していた以上にうれしいもので、改めて自分は周囲の方々に恵まれているのだと実感いたしました。この場をお借りして、改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。

さて、二十歳という節目を迎え、これまでの自分の人生を少し振り返ってみようと思います。生まれてから今日に至るまで、楽しいことばかりではなく、苦しいことや思い通りにいかないこともありました。しかし、その一つ一つを乗り越え、今こうして慶應義塾體育會柔道部の一員として大学生活を送ることができているのは、決して自分一人の力ではありません。どんな時も支え、ここまで育ててくれた両親をはじめ、共に笑い、時には悩みを聞いてくれた友人、そしてこれまでの人生で関わってくださったすべての方々のおかげです。普段はなかなか面と向かって伝えることのできない感謝の気持ちですが、この節目に改めて伝えたいと思います。本当にありがとうございます。

二十歳になったことで、これまで以上に自由が広がる一方で、それに伴う責任も生じます。これまでは周囲に守られ、支えられることも多かった私ですが、これからは自分の行動に責任を持ち、周囲から信頼される人間にならなければなりません。大人の仲間入りを果たしたことへのうれしさがある一方で、身の引き締まる思いも感じております。とはいえ、年齢だけが二十歳になったからといって、急に立派な大人になれるわけでもございません。これからも失敗や反省を繰り返しながら、一歩ずつ成長していきたいと思います。

また、大学生活も二年目に入り、入部当初とは少しずつ立場も変わってきました。自分のことだけを考えていればよかった一年生の頃とは違い、これからは後輩も入ってくる立場として、日々の行動や言動にもより一層責任を持たなければならないと感じております。口で立派なことを言うのは簡単ですが、それを自らの行動で示すことは決して簡単ではありません。だからこそ、柔道の稽古に真摯に取り組むことはもちろん、礼儀や感謝の気持ちを忘れず、誰に対しても誠実に向き合える人間でありたいと思います。

私が目指すのは、単に柔道が強い人間ではありません。苦しい場面でも逃げずに立ち向かえる強さを持ち、自分の弱さと向き合い、間違ったことに対してはきちんと向き合える正しさを持った人間になりたいと考えております。強さとは、ただ相手に勝つことだけではなく、自分を律し、他者を思いやり、困難な状況でも自分の信念を貫くことでもあると思います。柔道を通じて心身を鍛えるとともに、周囲の方々から学び続け、少しずつでも理想の自分に近づいていきたいです。そして、これまで自分を支えてくださった方々に、成長した姿を見せることで恩返しができればと思います。

柔道においても、一人の人間としても、まだまだ未熟な私ではございますが、これまでいただいたご縁と感謝の気持ちを忘れず、何事にも全力で取り組んでまいります。二十歳という節目を単なる通過点にするのではなく、自分自身を見つめ直し、より強く、より正しい人間へと成長していくための新たな出発点にしたいと思います。

二十歳になった山田大志郎を、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

p.s. 二十歳になったからといって、柔道が急に強くなるわけでも、精神的に急成長するわけでもないようです。二年生になった今、後輩に背中を見せられる先輩になれるよう、まずは自分自身が誰よりも稽古に励み、言葉だけでなく行動で示せる人間を目指して精進してまいります。


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