こんにちは。入道隼人です。
先日、尼崎に行って参りました。2日にかけて行われた全日本学生柔道体重別団体優勝大会(男子27回 女子17回)ですが、私はいずれも観客席で観戦をする事となりました。慶應の勝利を願いつつも最上級生として自分が試合に出場し、勝利をする事でチームを勝利に導く事の出来ない不甲斐無さ、ほとんどの同級生がこの大会で引退という事で死力を尽くして戦っている中、自分は何もする事が出来ないという不甲斐無さを感じ、何とも複雑な気持ちで試合の応援をする機会となりました。
一方、観客席での観戦になりましたが、お手洗いに向かえば必ず誰かしら友人や後輩に遭遇し、席が無いからという事で隣の空いている席に慶應関係者以外の友人が座る事もありました。
そんな幼い時からの友人、戦友達がこの大会が終わってしまえば、もう滅多に会わなくなってしまうと考えると大変寂しい気持ちで一杯になったと共に最後の早慶戦では私のアグレッシブ柔道を披露し、慶應の勝利に貢献出来たらなと心に決めた尼崎でありました。
部員日誌ですが、書くのも2回となりました。塾柔道部への想いは次回の部員日誌に取っておくとして、今回は「大好き」大事なことなので2度言います「大好き」な柔道の事について書こうと思います。
私達が今行っている柔道ですが、昨今オリンピック等により、日本古来の武術であった柔道は、世界的スポーツ「JUDO」として普及し、ルール変更を重ねながら変化し続けています。
おかげで柔道の知名度はどんどんアップしていき、今では世界各所で柔道人口が増え続け、フランスでは「礼節学べる」習い事として人気なのは有名ですね。
そんな柔道ですが、私達が行っているのはJUDOでもなく、ジュードーでも無く「柔道」なのです。そして「日本伝講道館柔道」なのです。
「JUDO」としてでは無く、私は「日本伝講道館柔道」としてこれまで柔道という武道に携わってきたつもりです。
こんな未熟者の私がツラツラと語るのは大変おこがましいし、どこからご指摘を頂くか分からないので柔道についての語りは控えさせて頂きます。
後輩の皆にはJUDOでは無く、柔道であり、「日本伝講道館柔道」を4年間通して塾柔道部では学ぶ事が出来るという事を自覚し、そして誇りに思って貰いたいと思います。
では、最終回で。
