平素より大変お世話になっております。総合政策学部1年の土川将克です。毎日ジメジメと蒸し暑い日が続き、涼しい寮から出るのが少し億劫に感じる季節となりました。
さて、先週末には全日本学生柔道優勝大会が開催されました。結果としては三回戦で明治大学に敗れ、惜しくも敗退となりましたが、本当に感動的な試合でした。
特に印象に残ったのは、2回戦での井口さんの試合です。先鋒の惇暉さん、次鋒の陸斗さんがともに敗れ、正直なところ「このまま負けてしまうのではないか」という不安が頭をよぎりました。しかし、宗広さんが嫌な流れを断ち切るかのように落ち着いた試合運びで勝利を収め、石村さんも技ありを取られながらも、しっかりと取り返して勝利。さらに、同期の優誠も体格差のある相手に対して、自分の柔道を貫いて戦って勝利している姿にとても心を動かされました。
そして、3-3の内容勝ちの状況で回ってきた大将戦で、井口さんは一度は投げられてポイントを取られてしまいましたが、ラスト30秒に片襟の大外刈りで一本を取り、逆転勝利しました。まさに手に汗握る試合展開でした。
私自身も団体戦のメンバーには入っていたものの、東京学生柔道優勝大会を含め、これまで一度も試合に出場することはありませんでした。悔しい気持ちもありますが、それ以上にチームが勝利を重ねていく姿に心から喜びを感じました。来年こそは、私も試合に出場し、この大会で少しでもチームに貢献したいと強く思いました。
入学してからあっという間に3ヶ月が過ぎ、今週末には東京都ジュニア柔道体重別選手権大会が控えています。私にとっては最初で最後のジュニア大会となるため、必ず勝利をつかめるよう全力を尽くします。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
p.s 全日本学生の時に、高校時代の監督である鏑木先生とご飯を作ってくれていた仁美さんと私のお母さんが話していたそうなのですが、その際に私が20歳になったら寮にお邪魔することが決まったそうです。鏑木先生と2人きりでも話せるような内容を今から考えておこうと思います。
おわり。