平素よりお世話になっております。経済学部一年の柴田和志です。現在、同期の真田と城武が例の「語らい」中であるため、盗み聞きしながら部員日誌を書き進めております。詳しくは、真田優誠執筆の「語らう」をご参照ください。真田優誠とは高校時代、しばしば人生感について話をしていました。城武が入寮してからというもの、彼らは3号室で夜な夜な「語らい」をしています。僕がどんな話をしたのと聞くと、2人は楽しそうに前日の「語らい」の内容を教えてくれますが、僕は少し寂しさを感じております。たまにはまぜてね。

私ごとになりますが、2025年6月23日に19歳になりました。多くの部員に祝って頂き、はちゃめちゃハッピーな19歳を迎えることができました。

特に同じ2号室の大月楓先輩は、誕生日当日に焼肉に連れてって下さり、その夜にはチョコのホールケーキまでご馳走して頂きました。感無量です。あー今死ねるな、と思えるほど充実した一日となりました。

同期からはとても愉快なTシャツと香水を頂きました。僕に似合う香りを同期総出で考えてくれたようでとても嬉しかったです。香りのモデルはセドラという南フランスのコルシカ島原産の柑橘類で、レモンの原種らしいです。大変良い香りでとても気に入りました。これからはこの香水を身に纏い「セドラ柴田」として大学内を闊歩してゆきたいと思います。ワンピースの主人公のルフィも19歳らしいので彼に負けないよう頑張ります。

人生の折り返し地点は19歳という話を聞いたことはありますでしょうか。

「ジャネーの法則」によると、時間の心理的長さと年齢は反比例するというのです。この原因は新しい体験が減るというところにあるとされています。行ったことのない場所にいくより、いつもの通学路の方が時間の経過が早いと感じた経験はないでしょうか。人生に新しい経験が減ってゆくことで体感時間はより早くなってゆくのです。

この法則は一見全世界の19歳達に「残念、もう半分しかないよ」と絶望を与えているように感じますが、そうではありません。そうジャネーのです。この法則の本質はきっと、人生を充実した時間にしたいのであれば新しいことにチャレンジし続けろということ。新しい経験はその人の人生を豊かにするのだと。

「卒業おめでとう、ここまで何不自由なく過ごしてこれたのは素晴らしいことだけど、そんなに人生は上手くできてるわけないのさ、そのうち地獄に落ちるような経験がまってる。今を楽しんでね。」

高校の卒業式後に電話ごしで祖母から伝えられた言葉です。この言葉は、人生はずっと元気なまま100歳まで続いていると思っていた平和ボケした僕の頭をぶち壊しました。いつ死んでも悔いのないよう、一日一日を挑戦だと捉え、チャレンジ精神を持って過ごしてゆきたいと思います。

みなさま夏の日差しと昨日の己に負けないようくれぐれもご自愛ください。

ジャーネー