こんばんは、最近急に寒くなってきて寮の帰り道によくお腹が痛くなる井口です。本日は寮の湯船でニヤニヤしている城武を横目にお送りします。

先日、尼崎にて全日本学生体重別団体が行われ我々慶應もなんとか個人戦でポイントを稼ぎ出場することができました。結果はベスト32。6月に行われた全日本学生団体と同じ結果に終わりました。ベスト16をかけた試合は同点の内容差だっただけに今回はより悔しさが大きいですが、早慶戦まで残り1ヶ月残されています。最後まで課題修正、長所研磨に努め有終の美を飾りたい所存です。

尼崎の2日目は試合観戦となりました。早稲田と慶應以外の大学はどんな結果であってもここで学生柔道を引退し、そのうちの多くが柔道から離れることになります。小さい頃から試合会場や練習会、講道館で会えばよく話した奴らとも、もう自動的に会う機会が無くなってしまう。そんな寂しさを感じつつ、柔道という競技で長い時間繋がっていた友の勇姿を目に焼き付けました。特に、中学校の同期で現在法政大学柔道部にいる友人は、國學院大学との厳しい一戦の中、大将として出場し相手のポイントゲッターを見事破り学生柔道を締め括っていました。一方で道場の後輩は明大のポイントゲッターとして3位入賞に貢献し見違えるほど強くなっていました。僕が中3の時の中1で、当時はあんなに可愛いくあどけなかった彼の活躍に心打たれました。

感慨深かったり寂しかったり自分にはまだ役割があることを自覚したりと様々な感情が入り乱れましたが、やることは変わりません。最後まで全集中で駆け抜けたいと思います。試合後には新幹部を発表し、それぞれの部門も引き継ぎのフェーズに入りました。僕の部員日誌もこの回を含め、残り1回です。信じられません。「引退する時って本当に来るのか」と、毎日思っていますし、1年生の頃は一生引退する日は来ないだろう程度の感覚でした。後輩に伝えたいことは、前回の部員日誌で大まかに伝えましたが、引退する日は必ず来るので後悔のないようにということです。僕も頑張ります。寒くなってきましたのでみなさんお身体にはご自愛の上、ぜひ、11月22日は講道館へお越しください。では今回はこの辺りで失礼致します。

お わ り