失礼致します。
商学部3年の山元惇暉です。
この度、副主将を拝命いたしました。今期は個人、団体で結果を残すことができませんでした。
副主将の名に恥じぬよう、結果でチームを引っ張れるよう日々精進して参ります。
先輩方には引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
皆様はボクシングに興味ありますでしょうか。私自身、井上尚弥しかあまり知っておりませんでしたが、その弟である井上拓真と那須川天心の試合は目を見張るものがありました。
井上拓真選手は幼少期からボクシング一筋で歩んできたボクシングエリートである一方で、那須川天心はキックボクシングからの転向後まもないにもかかわらず、無敗のまま挑んだ試合でした。まさにお互いの競技人生をぶつけ合う舞台でした。
特に印象的だったのは、拓真選手がこれまで積み上げてきた技術の隙を突くように、天心選手が新しいスタイルで食らいついていく姿です。長く続けてきた者の意地と、転向した者の覚悟が交差する瞬間は、勝敗以上に胸を熱くさせるものがありましたし、勝負、試合で与える感動の凄さをみに沁みました。
早慶戦で引退なさった先輩方がそれぞれのストーリーを持って、互いの人生をかけて挑んできた姿勢は、同じように自分が賭けてきたものをぶつける場であるとおもっております。だからこそ、この試合を見て、自分自身も競技人生に誇りを持って向き合う姿勢をもう一度問い直さなければならないと感じました。
来季は副主将として、そして一選手として、積み上げてきたものを試合で出し切れるように、日々の稽古から一つひとつ磨いてまいります。
今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
