失礼致します。
商学部3年の山元です。
私は、小さい頃から陸上に限らず、バレーや野球などテレビで行っているスポーツ大会は家族全員で見ており、そのようなスポーツ大会を見るのは癖で、現在開催されている世界陸上をみておりました。
僭越ながら、競技者として大きな刺激を受けました。
特に男子100m決勝は、アメリカのコールマン選手の走りに圧倒されました。わずか0.01秒の差に自分の可能性を追求する姿勢にとても感化されました。また、200mでは、ライルズ選手が選手紹介のところでワンピースのルフィの真似をして、観客を沸かすなどファンサービスも多様でありました。
ですが、今回はなんと言っても棒高跳びのスウェーデン代表デュプランティス選手でないでしょうか。もはや自身の世界記録をいかに更新し続けられるかの勝負になっており格の違いを見せつけられました。
そんななか、デュプランティス選手のみが最後に残り、6m30cmを跳んだ時に敵味方関係なく2位含めそこで競い合っていた選手たちが抱擁を交わし大きく喜んでいる姿は陸上においてのスポーツマンシップであり感動しました。
自分が本気で打ち込んでいる競技において、結果を残すと言う面では邪魔な存在であるのにも関わらず、寸分の狂いもなく心から喜んでいるように拝見いたしました。また、デュプランティス選手も自身で勝利パフォーマンスを行うのではなく、記録達成後に真っ先にライバル達に向かって走り、喜びを分かち合う姿勢に大変感動し、真のアスリートが持てるスポーツマンシップであると感じました。デュプランティス選手以外の選手も含め、なかなかこのような行動は出来ないと思います。
世界陸上を観る中で、私自身まだまだ人間として未熟だと痛感いたしました。
自分の可能性に「挑戦する者」であるという誇りを持ち、自分との戦いにフォーカスをし、日々を大切に積み重ねて参ります。