平素よりお世話になっております。
薬学部3年の海部花です。
10月も半ばということで、現在はショパンコンクールの真っ只中です。
4年に一度開催されピアノ最高峰のコンクールである本大会は、およそ全てのピアニストにとっての憧れの大舞台です。「ピアノの森」という漫画にもなっているほどです。(何度読んでも鳥肌が立ちます)
しかも!予選の模様も公式Youtubeでlive配信されているので、各コンテスタントの熱演をリアルタイムに楽しめる至福期間なのです。
今回も素敵なコンテスタントが勢揃いですので、みなさまぜひ安眠のお供にでもお聞きくださればと思います。
さて、明日からは尼崎ですね。
尼崎へ向かうのは実に2年ぶりです。
前回は我々の代は1年生で、私は入部したてで、同期らととても幸濃い時間を過ごした記憶があります。今もなお、日々のマネージャー業務を支えてくれている、大切な思い出です。
今回は少し、懐かしく愛おしい記憶の断片を投下!
まず、試合前の減量期。
10月頭にミンジュンと一緒に入部届を出して、柔道部生活がスタートします。遅ればせながら、ミン、黒帯おめでとう!
そして早々、減量という文化を知り、そんなストイックなものがあるのかと衝撃を受けます。じゃあ花も一緒に減量してみる!と宣言し、アイスを1日1本にするという制約をつけてみます。大月にぬるすぎる、ともはや驚かれます。後日、頬も痩け、師範室で蛹のように丸まって寒い寒いとつぶやく大月を見て猛省しました。
試合前日に学年ラインに、計量終了、と大月がパフェを頬張っている写真が送られてきて、めちゃくちゃ嬉しくなった思い出です。減量が趣味、大月楓。
前日。
新幹線に乗り、新大阪に着くと、同期らが改札前で待ってくれていました。知らない土地で見る、体が異様に大きい同期の姿はとても頼もしくて、なんだかすごい幸せだったなぁ。
地下鉄の駅が超難易度だったり、たこ焼きお好み焼きを食べたり、オレンジジュース生搾り自販機を見つけたり、電車の広告に物申したり、あーでもないこーでもないと言っている間に宿に戻り。
この日の写真を今もたまに見返しますが、宗広は黄色いTシャツがよく似合っていて、陸斗は素敵な構図で同期の写真をたくさん撮ってくれていて、勇人は半袖短パンで凍えていて、今もみんなのそれは変わらなくて、それもまた愛おしいです。
そして、当日。
私にとって初めての試合はこの日の観戦でした。団体戦の仕組みどころか柔道のルールも何もわからない時期でしたが、独特の緊張感ははっきりと感じました。先輩方が試合に出ているのを見て、道場で見た柔らかい雰囲気とのギャップがとても印象的だったのを覚えています。
試合後は客席で山元に解説をしてもらったりしました。感謝。
でも、腑抜けた顔を隠し撮りされたことも忘れていません。
いたずら好きなところも変わっていないですね。
その後は大阪各所に連れて行ってもらって、美味しいねぎ焼きや串揚げを食べたり名所を見たりと、街の雰囲気も味わえました。勇人が信じられないくらいたくさん食べていて、これが柔道部パワーかと驚いたのもよく覚えています。
などなど、、
入部早々に、盛りだくさんの尼崎遠征だったのです。
しかし、肝心の試合の結果はというと、かなり悔しい内容だったこともとてもよく覚えています。部全体が悔しがっている雰囲気を、苦い気持ちを、とても強く感じました。
あれから色々な試合を経て、二部大会優勝の時の喜び爆発の時とのコントラストも鮮明で、再び尼崎に向かっていること、試合を見られることはとても嬉しいし楽しみです。
今回はそんな同期たちも主力で、一昨年のように一緒にたこ焼きを食べたりすることはないと思いますが、そのことがこの上なく嬉しいことだなと思っています。
でもやっぱり、せめて服だけでも一昨年と同じのを着ていこうかな笑
選手みんな自身が納得できるくらい、思う存分暴れてきてくれたらいいなと応援しております。
それでは、よく眠ってください。
おやすみなさい!
おわり