夜風が涼しくなり、秋の気配を感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は夜の散歩が好きなのですが、だんだんと涼しくなっていくこの時期に、時間の経過を実感します。
先日行われた全日本柔道大会の東京都予選では、1回戦で順天堂大学の新村選手に有効二つを奪われ、敗れてしまいました。今回の試合では、徹底できていなかった組み手や、不用意な技が目立ちました。複数の改善点が見つかったので、これらを克服しつつ、自分の勝利パターンを突き詰めていきたいと考えています。大学生活における数少ないチャンスを一つ逃してしまったのは痛手ですが、これを良い刺激になったと前向きに捉えたいと思います。
さて、9月1日には、人生で初めて沖縄を訪れました。沖縄には本島にはない珊瑚礁があり、海がとても輝いて見えました。本島とは全く違うその環境は、まるで外国に来たような感覚にさせてくれました。初日はアメリカンビレッジでショッピングと観光を楽しみました。着いた途端、美しいオーシャンビューと華やかな街並みに圧倒され、ポー玉というスパムおにぎりを夢中で食べました。想像していたよりも優しい味付けで、しつこくないため、いくらでも食べられそうでした。2日目は美ら海水族館にシュノーケリング、国際通りでの食事と、盛りだくさんな一日でした。美ら海水族館のジンベイザメは、慶應義塾大学柔道部の笹野監督よりも大きく、ものすごい迫力でした。この衝撃は、間近で見ないと伝わらないと思うので、ぜひ一度行ってみてください。初めて笹野監督を見た時と同じくらいの衝撃を得られるはずです。
その後、1時間ほどかけて有名な青の洞窟がある海へ移動し、シュノーケリングを楽しみました。その日は波が荒れていて危険でしたが、「リスクこそ、挑戦を楽しくする調味料だ」という現地ガイドの言葉に感銘を受け、潜水を続行しました。結果として無事に帰宅できましたが、無理をして海に入るのは愚かな行為であるという教訓を得ました。
国際通りでは、ゴーヤチャンプルー、もずくの天ぷら、ラフテー、ソーキそばなど、沖縄ならではの料理を堪能しました。「せんべろ」にも行ってみたかったのですが、私にはまだ早かったようです。3日目は、国際通りでお土産を見たり、公設市場に行ったりしました。ここでは、1階で魚を購入し、2階で調理してもらってその場で食べるという、体験型の食事をしました。セミエビを食べたかったのですが、2万円ほどの値段がついていたため泣く泣く諦め、代わりに立派な車海老をいただきました。
今回の旅で得た教訓は、「荒れた海には入らないこと」と「ゴーヤチャンプルーに使う肉はスパムが最適解であること」の2点です。この2つの大切な学びを、皆様にぜひ共有したいと思い、書かせていただきました。
おわり