こんにちは。最近至る所でやかましい蝉の声が聞こえてきて夏の到来をひしひしと感じている環境情報学部2年の山中です。暑くてイライラするので早く過ぎ去ってください。

私6月24日をもちまして成人いたしました。あっという間だったティーンエイジャーの終焉に動揺を禁じえません。井口さんに伺ったところ20歳から22歳は一瞬であるとの事ですので、この一瞬を爆速で駆け抜けながらも1歩1歩しっかりと踏みしめて進んでいく所存でございます。これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

今回は、最近よく考えている「こだわる」ということについて書いていこうと思います。私は柔道について何かつまずいたり分からないことがあった時兄に教えを乞うのですが、そこでしょっちゅう出てくるのが「こだわれ」という言葉です。兄が言うには組手・技に関して、使うものは絞り、少数にこだわって稽古をしていかないと器用貧乏で凡庸な選手になってしまうとのことです。私は相四つ、喧嘩四つ問わず組手がまだヘタクソなのですが、烏滸がましいことに先日の東京都ジュニアで自分より大きい相手にいつもと違う組手を試してしまい、酷い試合内容で負けてしまいました。相手は出稽古で何度か乱取りをしたことがあり、普段通りの組手をやった上で何回も吹き飛ばされていたので、今回の大会で勝つために自分で思考した結果がこの有様でした。これは自分の中でまだいつもの組手に対する「こだわり」が生まれていないからだと考えます。思い返せば、普段の稽古でもその習った組み手が上手くいかなくなった時に妥協して違う組手に切り替えていたり、得意技が上手くかからない時に別の技に逃げていたりしていました。そんな時にこだわり続けているとそこからまた何か突破口が見つかるかもしれません。もちろん解決策が見つからない可能性もあります。しかし、一つのことにこだわり抜いていないのにポンポン新しいことを試していくのは何か違うと考えるようになりました。これから私はこだわって組手をし、こだわっている技に入るための手順を確立し、そこにもこだわりを持てるようにしていくつもりです。そして、そのこだわりにプライドを持てる様にしたいと考えるのです。私の今の実力とは全然釣り合っていないことを書きましたが、「こだわり」、大事にしていきたいです。

PS.今学期SFCでの履修選抜で激落ちしたためいくつか日吉の授業をとっているのですが、全部課題がエグいです。勘弁してください。