平素よりお世話になっております。
麻生武志です。
最近は夏が本気を出してきたようで毎日汗だくの日々を送っております。私はスポーツ中の汗は嫌いではなくむしろ好きなのですが、梅雨ということもあり汗がベトベトしてしまい、汗をかいても気持ち良くなれず不快感が増す季節となっております。ですが、これを試練と捉え、この環境の中でも自身の最大限のパフォーマンスを出すことができるよう練習に励んでいきます。
さて、そんな気温の中、本日私は経済学部のクラスの友人達と二郎を食べに行きました。私個人としては2度目となる二郎でしたが、私にとって今回の二郎は遊びでも食事でもなく、大一番の勝負でした。どういうことか経緯を説明すると、私は前回クラスの友人達とパスタを食べに行った時、特特盛を頼み、他数人の友人達も特特盛を頼んでいたのですが、私が1番食べるスピードが遅く苦しそうに食べる結果となってしまいました。その結果、クラスの友人達に「たけちゃん柔道部なのに食べれないんでちゅね」などと煽りを受ける結果となってしまい、それ以来ご飯の話になると私は食べれないキャラと定着してしまいました。増量を行っている身としてこんなにも悔しい話はありません。言い訳をさせて頂くと、私は味が濃いものや脂っこいものに弱くすぐ頭が痛くなってしまいます。しかしそれを言い訳としてもパスタの特特盛程度で苦しくなっているようではいけないと私も理解しております。
そのため、今回の二郎では誰よりも優雅に多く食べることが私の達成するべきタスクだったのです。注文する前、友人達と小を頼むか大を頼むかという話をしている時から勝負は始まっていました。私には大を頼む以外の選択肢などは存在しません。そして野菜をマシマシにして違いを見せようと決めました。食券を購入し、席に座った時、私の顔に笑顔は一切ありませんでした。「お腹の調子はどうだい?」、「今日は行けるよ」始まる自問自答。そしてついに店員さんに「ニンニクの量は?」と聞かれました。ここで大誤算。二郎初心者すぎて「いりません。」とだけ返答し、次の人へ。野菜をマシマシにするタイミングを逃しました。野菜マシマシにするんじゃなかったのかという目で見てくる友人達。「違う、逃げたんじゃない」と自身に言い聞かせながら開幕したVS二郎。食べている途中に私が苦しい顔をしていないかチラチラ見てくる友人達の目を気にせず、いかに早くスマした顔で店から出るか、そこに全身全霊を注ぎました。
結果、大勝利を収めることができました。小ラーメンを頼んだ友人とほぼ同率で店を後にすることができました。食べている時は必死で気にならなかったのですが、店から出た私は汗マシマシでした。汚いです。しかし、思ったよりもまだお腹に余裕があったため、その後友人達とコンビニに行き、ダンゴを食べてとどめの一撃とさせて頂きました。これらの努力が実り、私が前回量を食べられなかったのは調子が悪かったからだということを証明し、汚名返上することに成功致しました。
正直私は多くの量を食べることが好きではありません。しかし、周りに負けることは大嫌いです。こんな日常の些細な出来事でも負けは許されません。これからは調子が悪くても周りより量を食べられるように、より増量に精を出して参りたいと思っております。
余談にはなりますが、先日同期の柴田和志が同期1番乗りで19歳になりました。年齢で負けています。悔しいです。いつか年齢で勝てるようになりたいと思いますが、ずっと一緒にいたいので同い年で勘弁してあげます。せっかくなので和志の良いところを今回は1つだけ提供させて頂きたいと思います。稽古前の掃除の際、我々柔道部は1人が畳1列を箒ではき、1箇所にゴミを集めてちりとりで回収します。そのため、最後の列になってくるとやる事がなくなる人と、最後までゴミを集める人に別れます。私はやる事がなくなる時はラッキーだと思います。しかし和志は違います。やる事がなくなった時、まだ掃除している人がいるから何をしていれば良いか困ると言ったのです。彼は最後まで掃除している感を演出しておりました。つまり何が言いたいか、そう、彼はキモいのです。キモいほど優しいです。もう少し肩の力を抜いて良いのではないかとも思いますが、そこに僕は惹かれているのかもしれません。改めてお誕生日おめでとう、和志。
それでは。