失礼します。商学部1年の入住です。気づいたらもう12月ですね。この時期になると受験生だった去年を思い出します。AO入試に落ちて絶望の中、ただひたすら勉強をしてたのが懐かしいです。ということで今回は受験で感じたこと、そしてそこから得た教訓などをリアルに書いていこうと思います。受験生の方にも見ていただいているかもしれないので、少しでもなにか感じ取っていただけたらなと思います。
まず最初に結論を言います。受験は気持ちです。
「ふざけてんのかこいつは」と思った方がいるかもしれませんが、まったくふざけておりません、いたって大真面目です。ですがこれは第1志望の合格も不合格も味わった僕が出した持論ですので、参考程度に聞いてください。
軽く説明すると、僕はAO入試と一般受験の両方を経験しました。この選択は「AOは早めに終わるからすぐ柔道復帰出来る!」こんな安直かつ甘い考えから生まれたものですが、当然現実はそう甘くありません。AOは2次試験で落ちました。忘れもしない11月1日です。やってきた全てを否定されたような感覚に陥りました。そこから一般入試を経て今に至ります。ここで僕が焦点を当てたいのは落ちてから合格するまでの過程です。当然第1志望の受験に落ちるというのはものすごくメンタルにきます。後悔、自己嫌悪、変えられない現実、過ぎてゆく時、全てに悩まされました。周りにはあまり対策もせずに自己推薦を受けて合格を勝ち取った人がいたり、上手くいかない受験勉強にやるせなさを覚えたり、合格発表を見た瞬間を思い出したりして涙が止まらない時もありました。受験生には知っておいて欲しいです。これが受験に落ちた人の現実です。どこの大学に行きたいとかそこで何をしたいとか、そういうものが明確に決まっている人ほど、落ちた時のショックは大きく、簡単に諦められるものではありません。「あぁ、落ちたらこんなふうになるのか、なんで受験前にそんなこと言うんだよ」と思ったそこの受験生、正しい反応です。そう感じたのなら、あなたがやるべきことは決まっているはずです。今すぐ机に向かいましょう。
とは言ったもののもうちょっと話すことがあるのでこの部員日誌を読み終えてから机に向かいましょう。
では落ちてどん底の状態からどうやって合格できたのか、そうそれこそが「気持ち」なんです。僕の場合は柔道したいという「気持ち」があったから、合格を勝ち取ることができた。でもそれはなんでもいいんです。学歴が欲しい、モテたい、見返してやりたい、どんなものだって構いません。何か一つでもその時自分の闘志を燃え上がらせる「気持ち」があればそれで十分。結局落ち込んでいてもしょうがない、諦めたらその時点でなにもかもおわりなんです。足掻かなきゃどうしようもないんです。それが人生です。幸いにも僕には一般入試というチャンスがありました。そしたらもうやることは1つ、ひたすら勉強する、ただそれだけです。そして結局諦めなかった人にしか運は味方してくれません。今推薦で落ちた人も、受験勉強が上手くいかなくて不安な人も、絶対諦めないでください。
そして最後にもうひとつだけ、落ちたことのある人は強いです。一度絶望を味わってそこから立ち直った人は簡単には倒れません。その失敗は必ず自分の強みになります。僕も一度落ちたのはこれを学ぶためだったのか、と思えています。もしそんな時が来たら、これは神様が与えた試練なんだ、と思って成長して欲しいです。
完全に受験生向けの部員日誌になってしまいましたがご容赦ください。
おわり
