平素よりお世話になっております。経済学部1年の麻生武志です。
今回の部員日誌では、先日行われた埼玉学生柔道大会について書かせて頂きます。私は73kg級で出場致しました。これまで無段の部で試合に出たことはあったのですが、階級別の試合に出るのは今回が初めてでした。試合結果は1回戦敗退でしたが、とても実りあるものだったと感じております。
対戦相手は高校時代に県2位などの好成績を残している選手だったため、正直瞬殺されてしまうのではないか、と恐れていました。試合前に「勝つ」とは言うものの、大学から柔道を始めた私との、根性では覆せない圧倒的な実力差があるため、心の底からその言葉を言うことはできませんでした。しかし、敵わないからといって下を向くのではなく、そうした状況の中で、今まで自分が行なってきた稽古の成果をどこまで出せるか、それが今の私にとって重要なことだと心得ています。今回の試合内容は決して良かったと言うことできません。それでも、ネガティブな感情よりも、良い収穫を得ることができたという気持ちのほうが大きいです。
その理由は、試合そのものを心から楽しむことができたからです。負けたにもかかわらずこのように感じるのは不思議に思われるかもしれませんが、本気でぶつかり合うことの楽しさを改めて実感しました。普段の乱取りとは違い、1本取られたら終わり、かつ同期や先輩方が見てくれている中で情けない試合はできないというヒリヒリ感が、試合前は少しナーバスだった気持ちを高揚させてくれました。試合中、最初の「待て」がかかった時点ではまだノースコアで、負けを恐れる気持ちよりも、「ワンチャンス狙うぞ」という意識の方が強くなっていました。試合開始から2分ほどで、抑え込まれて1本取られてしまいましたが、負けた悔しさ以上に、「もっとこの楽しさを長く味わいたい、もっと試合をしたい」という気持ちが強く残りました。
そのためには、もっと強くなって試合に出るチャンスを掴まなければならないし、試合で1つでも多くの勝ちを掴んでいく必要があります。今回は初戦敗退という結果に終わりましたが、次につながる価値のある試合だったなと思います。この楽しさを忘れない限り、もっと強くなれると実感しました。
また、今回の試合を通じて、自身の課題も明確になりました。1年後、2年後と経験を積み重ねていった先に、勝利にこだわりながらも楽しさで溢れた試合ができるよう、より一層、日頃の稽古、トレーニングに力を入れて参ります。
今週の1曲
「Fly High」 milet
