平素よりお世話になっております。総合政策学部一年の水野愛理です。SFCは日吉キャンパスより一足早く期末を迎え、夏休みが始まりました。今年の夏は、心が躍るようなイベントが目白押しで、すでにワクワクが止まりません。
しかし、残念ながら今年の夏は喜びばかりというわけにはいきません。中高6年間を共に過ごしてきた大切な親友達が、この夏海外大学への進学を機に次々と旅立っていきます。これから訪れる出国ラッシュを前に、既に寂しさを感じています。涙のお別れではなく、心からのエールで見送れるよう、私なりに精一杯の準備をして送り出したいと思っています。
先日、アメリカへと旅立つ友人達を囲んで、自由が丘のラ・ボエムでささやかな送別会を開きました。プレートと花束のサプライズに、友人達はとても喜んでくれました。ハイテンポな音楽と共にノリノリの店員さんが店内のお店のお客さんを巻き込んでお祝いしてくれるので、もし皆さんも誰かを祝う機会がありましたらラ・ボエムを是非ご利用してみてください。年末にはニューヨークで友人達と再集合する予定ですので、その飛行機代を稼ぐためにもこの夏はバイトを全力で頑張りたいと思います。
また、私と同じ名前を持ち、中学1年からずっと仲良くしてきた大親友も、ハンガリーへと飛び立ってしまいます。私は中高一貫校で過ごしてきたため、大学に入ってからも、自然と中高時代の友人たちと会う時間が多くあります。その中でも特に近しい友人たちが遠く海を越えてしまうことは、正直なところかなり心細く、とても寂しいです。それでも、自分の道を選び、世界へ飛び出していく彼らの背中は、本当に頼もしく、誇らしく思います。私自身、留学で海外に滞在したのは1年弱だったので大学4年間を過ごす彼らと比較すると大変期間は短いですが、初めての地で暮らす心細さや勇気の要る一歩は、少しは理解できる気がします。是非みんならしく、ありのままで、伸び伸びと海外大ライフを存分に楽しんでもらいたいです。
思えば、昨年の夏は受験に追われていたので、クーラーの効いた塾の中でしか過ごしていませんでした。あの頃は、夏の匂いすら遠く感じていたように思います。今年は、容赦ない酷暑に体が悲鳴を上げる一方で、ようやく夏らしさを肌で感じられることに、どこか嬉しさを感じています。
とはいえ、連日の猛暑が続いています。体調管理には十分気を付けながら、大学1年生の夏を1日1日を大切に、元気に過ごしていけたらと思っています。皆さんも、どうぞお体を大切に、お元気でお過ごしください。