平素よりお世話になっております。理工学部1年の城武卓頼です。先日の大会にて一部復帰したということで改めて慶應柔道部の強さ、先輩方の強さを大変感じられ、私も出来る限り早く同期の皆さんに追いつけるように精進を重ねようと思った次第です。

話は変わりますが、この度は大学に入って感じたこと(部活)について書かせていただきます。私は所謂進学校に通っていた為、全国レベルで練習を行っている運動部はほとんどありませんでした。そのため、入部前は大学の部活も高校の部活動の延長でしかないと考えておりました。しかし、入部から1ヶ月強たった今では、あまりの違いに驚異を抱いております。初めに、OBとの繋がりです。私の通っていた中学及び高校ではOBが試合観戦や、練習参加をすることはかなり少数でした。その為、慶應柔道部の慶應愛には驚かされます。また、柔道に対する思いの違いもかなり大きいです。中学、高校の頃は先輩に連れてこられ、嫌々柔道を続けている人も多かった一方で、大学では本当に柔道をやりたい方や、柔道が生活習慣になっている方しかおらず、日々研鑽を積んでおられます。ここに、慶應柔道部の強さの秘訣があるように思えます。さらに、先輩との上下関係です。中学、高校の頃は上下関係がそこまで厳しくなく、敬語はある程度使うものの、友達のような関係が多かったように思います。しかし、大学では先輩、後輩で仲が良いものの上下関係がしっかりしており、メリハリがあるように感じます。様々な状況の人がいるということも大学の部活の特色です。学部ごとでかなり学ぶことが違いますし、内部進学と一般入試で、ものの考え方や、生き方、更には柔道の人生での位置付けも大きく違い、正直同じ学校に通学しているとは、思えないほど皆んな異なる生活をしており、様々な刺激を受けて日々過ごしております。

私は今の生活は1年前にはあまり予想しておりませんでしたが、満喫しております。これからも勉学並びに部活に精進して参りますので、今後とも宜しくお願い致します。