平素よりお世話になっております。総合政策学部一年の土川将克です。
12月に入り、日吉の銀杏並木の鮮やかな紅葉も落ち始め、いよいよ冬の気配を感じるようになりました。その中でも特に季節を実感するのは、寮から駅までの自転車通学です。毎朝ほぼ出発ギリギリの時間に飛び出すため、下り坂で受ける冷たい風が指先まで突き刺さるように感じます。「まだ大丈夫だろう」と手袋を買わずにいた自分を毎朝後悔しているので、そろそろ観念して購入し、冬の通学を少しでも快適にしたいと思っています。
そんな寒さに震える日々を過ごしつつ、先日11月19日に誕生日を迎えました。成人したといっても実感はまだ薄いのですが、先輩方から「おめでとう」「一緒に飲みに行こう」と声をかけていただくことで、少しずつ二十歳になったことを意識し始めています。実際にお酒を飲んでみたところ、ビール一杯飲み切る前に顔が真っ赤になってしまうほど弱いことが判明しました。味にもまだ慣れず、先輩方に「お酒ってどうやって美味しくなるんですか?」と真剣に尋ねたところ、「酒は味わうもんじゃない、喉越しだよ」と教えていただき、新しい世界の入り口に立った気持ちです。私がその境地に辿り着く日は、もう少し先になりそうです。
さて話は変わりまして、11月22日に講道館で行われた早慶対抗柔道戦に出場いたしました。結果は、残念ながら8人残しで早稲田が敗れてしまい悔しい思いをしました。個人としては2年の遊川選手と引き分けでした。私は塾高からの内部進学であり、高校時代から早慶戦に出場させていただいていますが、高校を含めても引き分けか敗戦しかありません。今年も勝ち星を挙げることができず、悔しさが残る結果となりました。来年こそは一勝をもぎ取り、チームの力になれるよう、日々の稽古から一層努力してまいりますので、今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします。
おわり。
