失礼致します。甚だ僭越ながら自己紹介させて頂きます。私本年度慶應義塾體育會柔道部、並びに慶應義塾大学総合政策学部1年の土川将克(つちかわまさかつ)と申します。以後宜しくお願い致します。

出身高校は慶應義塾高等学校で、階級は81kg級です。出身は愛知県名古屋市です。名古屋市と聞くとみなさん都会を想像すると思いますが、私が住んでいた場所は名古屋市の中でも端の方な為、そこまで都会ではないです。

さて、今回は私の経歴について書かせて頂きます。私は4歳の頃から柔道を始めました。始めたきっかけは、叔母の柔道の試合を見に行ったことです。叔母の試合を家族で応援しに行った際、妹が「柔道をやりたい!」と言い大石道場を見に行きました。この時点では私は柔道を始める気はなかったのですが、大石先生の話を聞いて自分も柔道を始めようと思いました。

しかし、実際に始めてみると練習はとても辛く、練習に行きたくないと思うこともよくありました。小学生の時の試合では、妹が1位や2位になっている中、1〜2回戦負けが多く試合が憂鬱だったと記憶しています。正直なところ柔道を辞めたいと思ったことは何度もあったのですが、せっかく練習を頑張っているのなら試合で勝ちたいと思い続けていました。

中学生時代は、真田康志郎や真田優誠と同じ神奈川県の平塚市立金目中学校で3年間を過ごしました。地元が愛知県ということもあり、私は中学生になると同時に寮生活が始まりました。(我ながら親元を離れるのは少し早すぎたと思っています。)金目中学校での生活は非常に大変なものでした。毎日のように朝練・昼練・午後練・夜練とあり、土日も東海大学の道場をお借りしての1日練を行っていて、日々の稽古で心身共にとても鍛えられました。そのおかげもあり2年生の新人戦では個人3位、団体戦では2位になることができました。3年生の時にはコロナウイルスが流行ってしまったことにより、試合がなく自分の力を試すことすらできませんでしたが、自分自身が非常に成長できた3年間でした。

高校は慶應義塾高等学校に進みました。塾高では、柔道の稽古と勉強に追われる日々でした。インターバルをはじめとするラントレを行い、授業を受け、柔道をするという生活を毎日のように行っていて、朝が来て学校に向かうのがとても憂鬱でした。しかし、鏑木先生の元で柔道を学べたことは今考えると非常に貴重な経験で塾高に入学して良かったと心から思います。

大学では多くの同期に恵まれ、先輩方も優しく強い人ばかりで非常に恵まれた環境で柔道を行うことができています。慶應義塾體育會柔道部に恥のない振る舞いができるよう日々精進して参ります。

今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。