平素よりお世話になっております。
長谷川大雅です。
6月に入って急に気温が暑くなり我が家では突然エアコンを作動させる事態になりました。個人的には、7月までエアコンは避けて省エネで生活をしようかと思いましたが想像以上の暑さにエアコンをつけざるを得なくなってしまいました。戸狩合宿では東京よりもっともっと暑くなるので、身体を慣らさないといけないと感じる日々です。
さて、話は変わりますが先日、母と一緒に白石康次郎さんと山口周さんの対談イベントに参加する機会がありました。イベントに参加するきっかけは、や山口さんの人生経営戦略という書籍でした。個人的に、読書はあまりしない私がほぼタイトルだけを見て手に取ってみると、私自身でも理解でき将来の生き方に繋がるような内容ばかりで珍しく没頭したためです。このことをきっかけにより読書を進めて知識をつけなければとも思った次第です。そして、今回のイベントの山口さんの対談相手である白石さんは海洋冒険家の方で、なんとヨットで世界一周を5度も達成している方でした。直近では、今年の2月にフランスのヴァンデ・グローブという無補給世界一周ヨットレースで日本人唯一の完走という快挙を成し遂げています。私自身、たった一人で命を賭して世界一周のヨットレースに挑むという精神が考えられないと感じました。しかし、白石さんはヨットレースを続ける理由として、純粋に楽しくてやっているとおっしゃっていました。レースを続ける中でマストが折れるといったトラブルに見舞われこともあったそうですが、トラブルが起こる度に”土壇場力”を発揮して乗り越えてきたとのことです。さらに、白石さんは、現代の若者は命を賭して乗り越える状況は減ってきている中で自分は変わり者かもしれないと続けました。確かに、人生を振り返っても自分は死ぬんだろうなという経験をしたことはほぼないように感じます。
今回のテーマである土壇場力ですが、この力は果たして鍛えられるものなのでしょうか。火事場の馬鹿力という言葉であるように、人間はピンチに立てば立つ程、自分では計り知れない力を発揮する生き物です。ただ、この力は学問を続けても、筋トレをやっても身に付きません。精神を鍛えても届かない壁はあるものです。そこで、私はこう定義付けました。この力は、最善を尽くした上での運を拾ったものなのだと。幼い頃から、これは運ゲーでしょとか、運だけは強い奴だという言葉が飛び交っていましたが、年齢を重ねるにつれて“運”の凄みを感じるものです。どんなに頑張っても、運に見放されてしまっては自分が思うようににいかないことも多々あると感じます。運に見放されないように行動しなければなりませんね。
明日、なんか良いこと起きないかなぁ。