ご無沙汰しております。まだまだ暑さが猛威を振るっている今日この頃ではございますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
つい先日戸狩合宿が終わりましたが、まだその名残があるのでしょうか。朝起きても隣に同期の仲間がいないことを少し寂しく思っています。井口と入道は「ラス戸狩だ!」と狂喜乱舞しておりましたが、仲間と過ごす7日間はとても濃密で楽しいものでした。

何か一つのテーマに絞って書く気分ではないので、直近の出来事とそこで感じたことを述べさせていただきます。

1:精神力

戸狩合宿ではひたすらに走りました。公道、ゲレンデ、山道。馬車馬の如く走っていると、ふと「いつ終わるのか」、「このまま走るのをやめたい」と思う瞬間が何回もきます。恐らく、駅伝ランナーも練習中は似た感情を持つのではないでしょうか。しかし、そういう思いが湧き出てきても、終えるべきトレーニングがあることは変わりません。一歩、また一歩と足を出していくうちに、「今走っている自分」から「これまで走ってきた自分」が脳裏に浮かんできます。サッカーの無限ダッシュ、陸上部時代のインターバルトレーニング、そして理工階段。これまで走ってきた自分がいると思うと、不思議とやる気が漲り、次の一歩が出せます。人は次の一歩を踏み出すために走り続けるのかも知れません。

2:価値観

最近は専ら就職活動に意識が向いています。今日はある専門商社のインターンに参加しました。戸狩合宿中も、同期と面接練習や自己分析のやり方について話し、東京に戻ってからもOB訪問と企業研究の毎日です。就活を始めて約3ヶ月が経ち、気づいたことは多々あります。特に、「自分の価値観の言語化」が就活(というか人生そのもの)の鍵であると感じています。自分が何を好きなのか、なぜ好きなのか、どうやって好きになったのか。これまでの20数年の人生で好きになった物や人の総体が対象になります。ここには自分が何を大切にしているのか、何を生きる喜びとしているのかのヒントだけでなく、自分自身でさえ知らないペルソナがたくさん隠れています。自己分析というと、分析される受動態としての自分が定数的であるかのような錯覚を受けるので、自己発掘とリフレーズしていこうと思います。

3:発想の転換

実は、今日のインターンは2日目で、初日は満足感がありませんでした。というのも、周りの人と自分の価値観や意識に大きなズレがあり、コミュニケーションを通じて共感を生み出すことができなかったからです。この調子で終わってしまうのかなという不安と気だるさがありましたが、ふと、「自分がこのチームの雰囲気や考え方を変えていけばいいのか」と感じました。周りを変えることはできませんが、自分が変わることで周りに変化を起こすことはできることを実感した瞬間でした。結果的に、僕らのグループはロールプレイで最高得点を獲得し、社員の方からメンバー全員に対しとてもポジティブなFBをもらうことができました。もしも僕が何も変化を起こさなければ、気まずい雰囲気のまま時間とエネルギーを無駄にしていたでしょう。私生活でも部活でも、上手くいかないこと、納得できないことはあります。単に自分を正当化してしまうのでは無意味ですが、目指す地点が同じであるならば、いくらでも自分を変えられます。

チーム井口も残るところあと3ヶ月。盛り上げて参ります。

先輩方におかれましては、今後も引き続き、変わらぬご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。