こんにちは
3年の山田陸斗です。
前の投稿にもあるように、ただいま戸狩合宿の真っ最中です。昨日で中日を終え、いよいよ終盤に突入しました。午前は柔道の稽古、午後は筋トレ中心のトレーニングを終え、今は薄めの布団に身を投げ出しながら、同期の宗広・山元と他愛もない会話を楽しんでいます。こうした会話が、密かな楽しみになりつつあります。
普段は都会でインターネットに囲まれた生活を送っているため、この自然豊かな環境にいると、時間の流れが緩やかに感じられます。右を見ても左を見ても山、という非日常の中で活動できることは、1年に1度ならではの貴重な体験です。また、この合宿では塾高生から大学生まで最大6〜7歳の差がありますが、全員とコミュニケーションを取れることも楽しみの一つです。長期滞在ならではの人間性に触れられることもあり、人間観察好きの私にとっては非常に面白い時間になっています。
明日は最後の1日練です。怪我を悪化させないよう十分注意しつつ、しっかり追い込んでいきたいと思います。先日、東京学生の組み合わせも発表されましたので、一つでも多く勝利し、チーム目標である尼崎出場に貢献できるよう頑張ります。
話は変わりますが、帰省期間中に6年ぶりに母校の中学校へ顔を出しました。柔道を始めた幼稚園年中の頃に指導していただいた先生が、現在は母校の顧問をされているとのご縁もあり、同期の大月や中学時代の仲間、後輩たちと一緒に稽古に参加しました。県大会直後で参加者は多くはありませんでしたが、一人ひとりが熱意をもって稽古に励む姿が印象的でした。経験者よりも初心者が多かったものの、多くが「高校でも柔道を続けたい」と話しており、柔道人口の減少が進む中でもその灯は消えていないことを実感しました。
また、私たちは冷房の効いた新しい畳の道場で稽古ができていますが、母校では冷房もなく、夏は40℃近くになる蒸し暑い環境で日々稽古に励んでいます。その厳しい環境が強さの源だったのかもしれません。恵まれた環境に感謝しつつ、さらに強くなる努力を続けなければならないと痛感しました。
短い訪問でしたが、学ぶことの多い有意義な稽古となりました。9月には中学3年生の引退試合前に再び来てほしいとのお声がけもいただきましたので、積極的に参加したいと思います。
おわり