世界広しといえども、日本ほど“アイドル”が存在する国はないのではないでしょうか。
アイドル、idolとは崇拝される人とか偶像とかを指す言葉です。今日の日本にはそんなアイドルたちが所狭しと存在しております。そしてそれを信奉する者たちも数多くいます。その中でも熱烈な信者たちはライブと呼ばれるミサに出席し、各々が信じるアイドルに熱い声援を送ったり、握手会なる儀式に参加してありがたいお言葉を頂戴したりするそうです。塾柔道部にもそんな信者はちらほらおり、例えば森○○○先輩とか同期の城○○○とかジャージャーとかがそうです。対して私は全くの無宗教で、部費バイトで行っているライブ警備でもほとんど無関心、なぜ人はライブに来るのだろうという疑問さえ湧きました。先月までは。
一か月半ほど前に森山寛太先輩から田村ゆかりのライブに行かないかと誘われました。どんな歌を歌っているのかは全く知らないけれども名前は知っているので私は即OKしました。先輩曰くこの人のライブにはちょっとしたコールがあるとのこと。田村ゆかりさんの歌に観客が合いの手を入れることでものすごく盛り上がるそうです。YOUTUBEを見るとなるほど確かに盛り上がっている、というかこれやばい。観客コール揃いすぎ。驚異的です。焦りを感じ、ライブ3日前辺りから夜中にBDなどを見ながら全力で勉強しました。そして9月16日ライブ当日、みんなで同じTシャツ着てサイリウム振って全力でコールをするのは予想をはるかに超えてとても楽しいものでした。ゆかりさまのライブ独特の一体感というのでしょうか。コールがぴったり揃う時の快感は病み付きです。自分が特に練習した曲が唄われたときには我を忘れてコールしていました。そのせいかライブが終わった後喉ががらがらになりました。でも最高です。がっつりはまりました。今度またライブにいける日があることを信じ、喉とコールの強化をしていきたいと思いますので、今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。