同期、先輩、後輩、OBOGの方々、その他いつも支えてくださった方々がいなければ今の私はなかった。
そう言いきれるほど慶應柔道部は私を成長させてくれました。

ご無沙汰しております。
4年の中内です。
同期が次々と最後の部員日誌を書き終え、それぞれの想いを綴っているのを読んでいると本当に個性豊かで、自分の中に軸を持った良いメンバーに恵まれこの4年間過ごすことができたのだなとしみじみ思います。もちろん先輩方や後輩たちにも自律した人間に恵まれ、いつも支えていただきました。誰の前でも胸を張って「これが慶應の柔道部です」と言い切れる自慢の組織です。

まずこの1年間、前向きに誠実に真面目に僕たちについてきてくれた部員のみんな、本当にありがとう。
明日でチーム中内・山室は解散です。
少し寂しい気もしますが、例年より1ヶ月長くやりきりました。
あとはこれからの世代に託します。3年生、あとは頼みます。
これまで部員のみんなには無理を言ったかもしれないし、辛いことを言ったかもしれません。それでも離れることなく、チームとしてより強固になって今日を迎えられたのは本当にみんなのおかげです。ありがとう。

そして同期のみんな、楽しく彩り鮮やかな学生生活を与えてくれてありがとう。
今思い返せば楽しかったことやみんなの笑顔しか思い出せません。
辛く、苦しいこともあったんだと思います。それでも、厳しい状況下で必死に頑張っている同期の姿に何度助けられたかわかりません。いつも横を見れば同期がいる。高校まで少人数で柔道をしてきた僕にとってそれは何よりも心の支えでした。ありがとう。

そして最後にお世話になった先輩方、皆様のご指導ご鞭撻のおかげでここまでくることができました。
本当にありがとうございます。
そしてこれからもご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。

ここまで色々述べさせていただきましたが、
いよいよ明日は早慶戦です。私たち4年生にとって慶應義塾体育会柔道部として出る最後の団体戦となります。思い返せば小中高と同期はそれぞれ0人、1人、1人というなかで柔道を行い、団体戦で勝つ面白さを実感できていなかった私に本気の悔しさと最上級の興奮を教えてくれたのはこの早慶戦でした。
ここまでやりきった僕たちなら絶対に勝てます。
自分を信じて、仲間を信じて勝ちましょう。
冷め止まぬ興奮のなか今日は最高の日だった、と笑って眠りにつけるよう絶対に勝ちましょう。
そして勝って3連覇という伝説を作りましょう。

明日、皆と闘える幸せを噛みしめながら最後の部員日誌を書き終えたいと思います。
頑張ろう、みんな。