こんばんは。1年の寮長任期を終え、細谷に交代し胸を撫で下ろしいる商学部4年の衣笠圭祐です。寮民減少から生じる厳しい状況を、都倉と共に打破していってもらいたいです。全ての物事が後輩なら引き継ぎになり、悲しくも世代交代を感じております。
さて現在私は、7泊8日の戸狩合宿や2泊3日の寮合宿を経て、最後の成長を見せております。日体大生との激しい組手を経験し、強い相手に慣れ、今日の甲南大との対決では、練習したどんな大きな選手相手にも自分の柔道で相手を投げることができました。戸狩では激しい組手争いの影響で指の皮が全部剥けてしまったのも物理的な成長の証です。こんな経験も大学生が最後か、と思うと寂しい気持ちと環境への感謝の気持ちが入り混じります。
最近、私は何か塾柔道部に残せているのかと不安に思うことがあります。私はAO入試で慶應義塾大学に入学したわけではなく、小学生1年生から柔道をやりながらも、大学では柔道をする気持ちもなく、入学当初やるなら體育會、やらないならサークルにも所属しないという中途半端な気で日吉道場に見学に行きました。不安な気持ちで見学する私に、後に崇拝することになる偉大なる江波戸先輩、森下先輩が優しく話しかけてくださりました。また同期同士、先輩後輩の仲の良さ、練習の雰囲気等、形容しがたい何かに、ビビッと惹かれるものがあり、見学当日に入部を決めました。(今では覚悟を決めてから入部した方が良かったなと思ってます笑)奇しくも私の誕生日でした。(おめでとう)高校とは異なる週6の練習や周りとのレベルの差におどおどしながら、疲れ切った体を治すのに苦労して生活していた毎日。慶應生の1割も経験しない体育会、柔道部はその中でもかなりきつい部類ではあったと思います。そんな僕を疎外することなく、一緒に練習してくれたみなには大変感謝しています。ものすごく周りに支えられながら成長させてもらったそんな私が部に貢献したいと思う気持ちが芽生えるのも無理はありません。自分ながら寮長や慶應杯実行委員長をやらせてもらい、頑張ったつもりですがやっぱりまだ足りません。選手として活躍することが貢献なのではないかと思います。私に残された最後の活躍する可能性は“早慶戦“です。部内戦からの戦いになりますが、私の全人生をかけて戦いたいと思います。是非私に応援お願いいたします。
次は最後の部員日誌です。長々と私の気持ちを書きましたが、早慶戦に出ようが出たいが、残りの2ヶ月全力で過ごし、少しでも何か後輩やこの最高な組織に何か残したいと思います。衣笠圭祐、頑張ります。宜しくお願い致します。
おわり