皆様こんばんは。4年の内田です。
とうとう最後の日誌となりました。これまで一回も休まず書いてきたと思います。継続はなんとやらですね。何かを得た実感は未だありませんが…。

最後の日誌と言うことで、私の塾柔道部での生活を少し振り返ってみようと思います。

結果から言うと、大学柔道部で目標としていた早慶戦に出場して勝利は達成できずに終わることが決まりました。

結果を出せるのが一流、表舞台に立てて二流、努力が出来て三流、努力も出来ないのが四流であると私は思います。誰しもがチャンピオンになれるわけではないので、一流と二流に差はほぼありません。わずかな、しかし確かな差がチャンピオンかそうでないかを決めていると思います。努力は目標達成のために誰しもが行うことなので出来て当たり前、三流です。

さて、ここで私のこれまでの大学柔道生活を振り返ってみると、自身が四流選手であったな、そういう振る舞いをしてきたなと思います。恩師の言葉を借りるのであれば、易きに流された弱い人間と言ったところです。結果が出ないのはある種当然と言えるでしょう。

最後の日誌までネガティブな野郎だと皆様お考えだとは思いますが、こう思ったのは最近の話ではないのです。大学1年生の時の人には言わない自分の中での目標として、4年間終わったときに泣けるくらい頑張ろうと思いました。高校柔道部生活が終わったときは、自然と涙が出てきました。数え切れないくらい妥協し、逃げ回った3年間でしたが、それ以上にそれまでの人生で1番頑張ったと言える期間、場所であったと思えたからこそ自然と涙が出たのではないかと思います。だからこそ大学柔道部生活を終えたとき、自然と涙が出れば頑張ったと言えるのではないかと思い、密かに自分の中で目標としていました。

そして恐らく柔道部生活の終わりに泣けないのであろうなと気がついたのは大学3年生の時でした。自分の生活を振り返ったとき、いつも思うのは自分が苦しいことから逃げ出した記憶ばかりであったからです。

早慶戦に出場して勝利する、口で言うのは簡単ですが、経験が浅く力もない私は本来血反吐を吐くまで鍛錬をしなければこの目標は達成されるはずがありません。しかし私の大学4年間は血反吐を吐かずに終わろうとしています。つまりその程度の鍛練しか積まなかったわけです。

というわけで私の大学4年間は失敗に終わったと言えます。この失敗を糧にするのか、ただの苦い思い出としていずれ忘れていくものなのかはこれからの生き方次第だと思います。こんなに悔しい思いをして成長しないのは五流選手です。これからの振る舞いを大切にしていかなければいけません。


というわけで塾柔道部生活を振り返りきってしまったわけですが、これで終わりだと後味が悪いので、純粋な感謝の気持ちを伝えることで、前半の暗い雰囲気と帳尻を合わせましょう。

私には尊敬している人がいます。沢山います。全員挙げているとキリがないので一部のみを。

まずは私に柔道を教えて下さった鏑木先生です。教わったのは柔道だけではありません。人として強く正しく生きるためには何が大切かを教えて頂きました。今日の練習中、ふと振り返ると鏑木先生には何一つとして良い報告が出来なかったな、とそんな話をしました。大変心残りに思います。

次に私の一つ下の学年、今の三年生です。純、渉、水紀、大輝、郁磨、重夫、堤、ばっきー。鈴木だけ締まらない感じになってしまいました。どうしてくれるんだ、ばっきー。

話を戻しましょう。私は彼らのことをとても尊敬しています。私は先輩後輩関係にかなり恵まれた方だと自負しておりますが、その一番の要因として、彼らが私の一つ下の学年にいたことが大きいと思っています。

優しく、まじめで、いつも熱心で。皆個性が違いますが、それぞれ一人一人輝くものを持っていて、本当にリスペクトしています。

だからこそ彼らに柔道で勝ちたいと思いました。どういう気持ちなのか自分でも言葉にはなりませんが、人として尊敬しているからこそ、同じ土俵に立って倒してやりたい、そんな気持ちです。

就職活動中によく聞かれた質問があります。
「柔道の魅力を教えてください。」
私は「これだけやってもまだ魅力が分からないからきっと面白い競技だと思っている、夢中になれる」と答えていました。実際自分でもなぜこんなに夢中で柔道をしているかはよく分かっていません。

しかしこうして書き出してみると、3年生をまだ倒していない、あいつらにまだ勝てていない、ぶっ飛ばしてやる、という気持ちは、私が柔道を続ける原動力の一部になっていたことは間違いありません。
正直早慶戦の部内戦で負けてからは気持ちは落ち込みましたし、稽古もトレーニングもやりたくありませんでした。それでも早慶戦までは稽古を続けなければいけません。
そこまで気持ちが落ち込んだ状態の稽古でも、彼らと乱取りをすると勝ちたくなったのです。まだ柔道をやらねば、と思ったのです。早慶戦出場という大きな目標を失った後でも、まだ柔道を続けられる理由の一部が分かったような気がします。

話がよく分からない方向へ行ってしまいました。まとめると、尊敬できる後輩に出会えて良かった、俺はこんな格好いい奴らを絶対に倒す。こんな感じです。この辺は言葉に出来るものでもなく、今私が感じている気持ちが重要であると勝手に考えています。ここまで読んで頂いた方には申し訳ありませんが、特に深い意味はありません。





とまあこんな感じでそろそろ宜しいかなと思います。振り返ると部員日誌で一つとしてまともなオチがついた日誌は無かったように思います。この辺が私の弱さと言えるでしょう。

それでは皆様、そろそろお別れのお時間となりました。
早慶戦は頼もしい同期と後輩達が頑張ってくれるので必ず結果がついてくると思っています。私もあと出来ることは投げ込みの受けと祈ることだけです。
皆様も是非、慶應義塾体育会柔道部の勝利を祈ると共に、11月17日講道館で沢山のご声援が頂ければと思います。是非会場にお越し下さい。


沢山書いた部員日誌も今日でおしまいです。最終回は感動作を書きたかったですが、あいうえお順の都合上、私に日誌のことを考える時間がなかったということだけはこの場をお借りして言わせて頂きます。

それでは皆様、いつかまた。