こんばんは。理工学部応用化学科3年の小林です。現在、やっと暑中稽古の折り返しを過ぎ、愚痴をこぼしながらも精一杯稽古に励んでいます。その一方で期末も近く、テストやらレポートやらで焦っている学生もちらほら……みんな大変そうです。そんな中、今日の授業で前期の実験が全て終了しました。なので今回は少し真面目に応用化学科の実験について紹介します。
理工学部3年になると、駅から少し遠く急な坂の上にある矢上キャンパスに移り、週2回3コマ続きの実験もそこで行われます。実験室は日吉よりボロくいろいろと剥げていたり、雨漏りしてるところも。実験は前期を前後半に分け、A実験とB実験をそれぞれやります。Aは分析化学、物理化学、化学工学の実験で、Bは有機化学の実験です。まぁ、簡単に言うと、Aはいろんな条件でデータを取って解析し、Bは化学薬品を混ぜて目的の化合物を作ろうっていう感じです。たまに安全講習会や工場見学なんてイベントもあったりします。
実験は二人一組で行います。気の合う奴がペアだとき実験中しゃべったりと結構楽しいです。実験方法は教科書通りにやれば問題なく、大抵早めに終わることが多いです。たまにやり直しを食らうこともありますが、そん時は居残りコースを覚悟し諦めます。予習は教科書読んでけば大丈夫です。教科書読んでるとたまに致死量なんて言葉にビビったり……本当はノートにまとめた方がいいみたいですが、 やってない人多いんでやりません。危険なことも多いですが、そんな大きな事故はなく、ガラス器具を割ったり硫酸がちょっとかかる程度。変な液体がついて手がオレンジになって落ちないなんてこともあるけど……実験中は結構暇な時が多く、90分反応を待つ…なんてことも。大変なのがレポートで実験毎にやらないといけないので、徹夜なんてことも日常茶飯事。まぁ計画的にやればそんなことにはならないんですがね。

まだまだ実験の話はありますが、三田の道場に泊まる準備をした方がいいので、この辺で終わります。レポートは大変ですが、実験は基本面白いので興味があったら是非理工学部に、そして慶應柔道部に入って下さい。先日全国3位になった理工科大会のメンバーが来年も足りないんで結構切実です……
それではおやすみなさいzzz

注) あくまで応用化学科の実験についてなんで他学科とは異なります。