こんにちは。最近寒すぎて体調を崩す予感がする岡崎です。

 

さて、つい昨日新しい代がスタートしまして、チーム後藤が動き始めました。

さて、最高学年となった私たちですが、わたくし岡崎朗生に関しては何の役職も拝命しておりません。依然として平部員です。

そして中野や蓜島のように、試合に出て活躍をしているわけでもなく、正真正銘の「何者でもない」平部員になってしまいました。

もちろん、自分に部内におけるアイデンティティを感じていないとか、そういった悲観は特にありませんが、対外的に見たときに私という男の存在は別にあってもなくても変わらないものであることは確かです。

公式戦は1年時の東京都ジュニアしか出場していませんし、早慶戦は補欠入りすらしていません。

そしてマネージメントに所属して部を裏方から支えている、といったこともなく。

私が私自身に言い訳ができない状況になっています。私が入学当初、最も避けたいと思っていた状況に、現在たどり着いてしまいました。

自分自身の存在や働きに自負を持つ、ということは絶対的な結果がない以上はなかなかに困難で、というか結果や肩書がないとそれはただの独りよがりです。

 

だからといって、「どんなに努力しても報われない」的な、悲劇のヒロインぶるのは一番ダサい。それこそチームの為にならないし何より自分の為にならない。

頑張っても報われるかどうかはわかりませんし、そこには運やタイミング、周りの環境といった変数が作用してくるので一概に正しさをそこに見出そうとすると苦しくなってきます。

私から見た報われている人も、その人のなかでは日々苦しんで生きているかもしれませんし、結局のところ各人の物差しでしかその人自身は測れないものです。

だから、私はとにかく一本、ズレない目標を立てたいと思います。

 

来年、早慶戦に出場します。そして勝利に貢献します。

これに向けて、できることは出来る限り、全てやっていきます。

これまでの人生で薄々勘づいていますが、柔道はつらく、苦しい。だから妥協してしまいそうになるポイントはいくつもあります。

そこを何とか乗り越えて、来年のこの時期に、結果がどうなろうと、「やり切った」と思いたい。というか思えなければ、この四年間、ただの泥沼の地獄になってしまうので。

他の誰かにとって「何者でもない」私ですが、それでも、自分自身で自己規定できるように、残り1年、この柔道部に人生を奉げていきます。

屈辱と後悔と妬み嫉みの3年間が、後を引くことのないように。自分がここにいてよかったと、同期と肩を組めるように。親不孝な4年間だったと、思い返すことがないように。

見た夢は分不相応なものではなかったと、自分で納得できるように。