こんばんは。

お世話になっております。
この度、主務を拝命いたしました、法学部法律学科3年の小野佑眞です。

まずは、4年生の先輩方、本当にお疲れ様でした。早慶戦男子3連覇、女子初優勝という歴史的大偉業は、慶應義塾體育會柔道部という伝統の一頁に深く刻み込まれただけでなく、我々後継者の眼にもしっかりと焼き付けられております。男女ともにこの輝かしい結果を絶やさぬよう、精進してまいります。

また、中内主将・山室主将、大役お疲れ様でした。この偉業はお二人なしではなし得なかったであろうし、なにより、そんな先輩方と毎日近い距離で(同じ釜の飯を食って)生活できたことを誇りに思います。本当にありがとうございました。

そして、栗田先輩、お勤めご苦労様でした。(不器用ながらも)主務業と選手の他に、様々なことに挑戦・継続するその姿に、時折感銘を受けておりました。日時本先輩という名主務の後釜のプレッシャーはすごかったと思いますが、僕も今、先輩のせいで同じ状況に立たされているかもしれません(笑) そんな名門!な系譜を受け継げることを誇りに思いながら、日々の業務に勤しんで参ります。本当にありがとうございました。たまには顔だしてくださいネ。

さて、話は未来に移ります。

塾柔道部は今、変革の必要に迫られています。4年生という強力な一大勢力が退かれたことによる大幅な戦力の低下は然る事ながら、コロナ禍に対する柔軟な対応力、SNS等を用いた広報活動、AO入試を通じた新入生の獲得など、多方面での様々な力、すなわち、「組織力」が求められています。そして、だからこそ、主務という「地味なる大役」を仰せつかった僕自身にも、様々な領域での貢献が求められていると感じております。

一方で、守るべき「伝統」を忘れてはいけません。コロナ禍の影響は勿論、デジタル化や部員数の減少、時代の潮流など、伝統を変えうる要因はいくらでもあります。そんな激流の時代の中でも、これまでOBOGの方々が継承してきた、塾柔道部145年の歴史を、145年の伝統を、145年の使命を、我々は忘れてはなりません。そして、我々現役柔道部員が、その脈々と受け継がれし「誇り」の体現者となって、誠心誠意、一心不乱に稽古・部運営に臨むべきだと思います。

一昨日より始動したチーム杉村・石川の総部員数は「31名」。そのうち選手は「26名」です。部員数はだいぶ減ってしまいましたが、各々が使命を持って、目標を持って、日々の柔道部生活を過ごせればと思います。そしてそのために、僕は、選手としても、主務としても、自らの責務を全ういたします。部の円滑な運営は勿論のこと、部員の想いを汲み取り、後輩たちの尻を叩きながら、よりよい塾柔道部を目指していきまます。

なんだか堅苦しい文章になってしまいましたが、これを以て、新体制・主務拝命のご挨拶と代えさせていただきます。

来年で10年目を迎える僕の塾柔道部人生、「やりきった」と言える集大成を迎えられるよう、下手の横好きではありますが、柔道もサポートも、最後の最後まで死力を尽くします。
今後ともどうぞご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

いざ尋常に、泥臭く。
貫き樹てし、誇りあり。

小野佑眞