こんばんは。3年マネージャーの内田です。

今日から3年生の部員日誌が始まるということで、出席番号の関係で先陣を切らせていただきます。

 

 

本来は、この場で「こんなことを頑張る」というような内容を書くと思うのですが、それにあたりふと考えました。

 

なぜ人は頑張るのだろう

なぜ人は頑張れるのだろう

 

今回はこれに対して考えたことを書く日誌としたいと思います。

 

ただ、今回の日誌の内容は、プレイヤーの皆様には伝わらないと思います。

何故なら、プレイヤーの皆様にとって柔道は好きなものであり、そこまで気合を入れなくても頑張りたい思うものだと思うからです。

もし私が陸上部時代にマネージャーがこんなことを書いていたらなんでこの人はこんなことに悩んでいるのだろう、と理解に苦しむと思います。

だから何言ってるんだろう、って思ってもらって大丈夫です。

 

さて。

 

上記について私は2つの理由があると思います。

 

1つ目は、努力する対象の事柄が好きであること。

 

そして2つ目は、見返りがあること、です。

 

まず1つ目、人は好きなことは頑張れると思います。私個人だと、陸上競技が好きだからきつくても頑張れます。また、知識を身につけることが好きなので受験勉強や資格の勉強を嫌だと思ったことはありません。

 

2つ目は、努力することで、見返りが生じると人は頑張れると思います。例えば、この受験期間を乗り切れば世間の人が羨む大学に入れる、であるとか、この資格を取るといくらかの報酬を得ることが出来る、等です。

 

私は今までの人生で、上記の1つ目、2つ目のように頑張る対象のものが好きで、更に自分自身の成長に大きく繋がり、社会的な評価を得やすい環境に身を置き続けてきました。

 

しかし、唯一と言っていいでしょう、数々の「頑張らなければならない」ことの中で、柔道部のマネージャー業は上記には当てはまりませんでした。事務作業が好きなわけではないし、同じ作業の繰り返しの今の業務では、新たに学ぶこともなく、見返りもなく、成長の実感がありません。しかし頑張らなければならない。

 

何故やめないのか、ということに関しては、そこまでの勇気が無いからなのでしょうか。自分でも未だによく分からずよく考えています。

 

正直、プレイヤーさんがうらやましいです。好きなスポーツを、成長を実感しながら、青春を駆け抜けることが出来る環境に身を置けることに、いいなあ、と思います。

 

正直、2年生になる頃にやめた陸上サークルの仲間が、サークル活動に精を出す語学のクラスメイトが羨ましいです。社会人になる前の4年間くらい好きなことだけをする人生を送ってみたかったな、と思います(もっとも、このようなことを語学のクラスメイトに言ったところ、「就活で話すことがないから体育会のマネージャーがうらやましい」と言われ、お互いに無いものねだりなのかなあとも思いましたが)。

 

まさに隣の芝はどこまでも青く果てしないのです。

 

 

タイトルには、あと1年、と書きましたが、現状あと1年もつかは分かりません。それは個人的にはマイナスな意味ではなく、自分がマネージャー業をやりきった、と思う日に部を辞めるのであれば、やり残したなあと思いを抱えて来年部を引退することより幸せだと感じるからです。部活を辞めるときに100%の達成感と満足感で終われるように、とりあえず目の前のことを一つずつ頑張ってみようかな、と思います。

 

ただ1点、プレイヤーの皆様にお願いすることが出来るとすれば、

 

どれだけ事務作業が好きでなくても、成長を実感出来なくても、この夢が叶うなら部のために一生懸命働きますので、

 

早慶戦、勝ってください。

 

 

終わり。