ご無沙汰しております、総合2年の島田です。不安定な天候が続いている今日この頃ではございますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。僕はつい昨日まで風邪をひいており、早く稽古とトレーニングをしたいという思いで身を焦がしております。明日からは体調に気をつけつつ、より一層稽古にがむしゃらに取り組んでいこうと思います。

さて、5月となってから半月が経過しました。振り返ってみると、良いことも悪いことも多数あった濃密な日々でした。

まず、5月1日は僕が打ち込みパートナーをさせて頂いている澤田先輩の記念すべき21歳の誕生日です。同期の先輩方や後輩の部員からプレゼントをもらっている姿は、澤田先輩への人望を感じられる瞬間でありました。なにより、贈らせて頂いたプレゼントを喜んで頂けて大変嬉しかったです。

しかしながら、長くは喜んでいられません。翌日2日は新人歓迎会。そう、一発芸です。僕は去年の9月に入部したため柔道部員としては1年生であり、全員の前で一発芸を披露せねばなりませんでした。なぜか大取りに回されてしまった僕は、石村君や山元君などの早々たる面々が渾身の芸を披露し、場の笑いを搔っ攫っていく中、内心恐怖を覚えつつも、虎視眈々と自分の順番が来るのを待っていました。一人二人と各々が任務を終えていき、ついに出番がやってきました。密かに一週間前から練習を重ねていた僕はスマホとスピーカーを手に準備を始めます。何度か噛みながらも自己紹介を言い終え、待ちに待った瞬間がやってきます、、、。続きを知りたい方は是非僕に会った際にお声がけ下さい。

その後は大槻君の20歳の誕生日があり、六徳舎にてお祝い会が開かれました。純粋に人の誕生日を祝える慶應柔道部は素敵な組織であるとつくづく感じられました。

そして、翌日3日からは出稽古の日々が続きます。専修大学、帝京大学、早稲田大学と練習試合を行い、非常に良い経験を得ることができました。初めての試合ということで気負ってしまった僕は先輩方の熱い声援を得ながらも、ボコボコにされてしまいました。怪我無く終えることができたことはこれまでの僕からしてみれば大きな成果だったのですが、肝心の柔道の内容があまりにも自身の目指していたものよりも低くなってしまい、これまで積み上げてきたものが無くなってしまうような気持ちになり、思わず涙が出るほど悔しかったです。初心者だからこそ全力でぶつからなければならないのに、初心者であることを心のどこかで自分の言い訳にしてしまっている自分自身をとても情けなく感じます。相手に負けたのではなく自分に負けてしまったことはもったいないことであり、普段の稽古において辛くても乱取りを続けるといった面で精神的に強くなろうとする心掛けが足りていなかったことを深く反省し、明日からの稽古に臨んで参る所存です。

今年の僕の目標は「自分に負けない」です。

今後も変わらぬご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

おわり。