おはようございます。2年の平山です。今回の日誌は、タイトルとは裏腹に真面目な内容となっておりますので、予めご了承ください。

今日は僕の内面について少し話そうと思います。僕は確信があるわけではないですが、HSP(Highly Sensitive Person)という全人口の20%が該当すると言われる気質を持った人間です。HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質をもった人」であり、「繊細さん」とも呼ばれ、次のような特徴があります。①深く情報を処理する②過剰な刺激を受けやすい③共感しやすい④心の境界線が薄い・脆い⑤疲れやすい⑥自己否定が強い

HSPと一口に言っても、様々なタイプがあると言われています。僕は嫌われたくない・悪く思われたくないという意識が強く、自分の意見を聞かれた時に完璧な意見を答えようとして、よく頭が真っ白になってしまいます。会話中だって同じことです。誰に対しても詰まったり、どこかぎこちなくなったりしてしまいがちです。相手にどう思われるかを考えすぎて頭が真っ白になってしまいます。なんでこんなに上手く話せなくなったんだろう、何も考えないで話せていた時期が懐かしいです。他にも、自分なんかがと自己否定に陥りやすい傾向があります。自分なんかが邪魔をしたらダメだ、自分なんかが……。こんな風に考えて、逆に相手を傷つけたり、不快にさせることだってあるわけです。こんな風に考えない方がきっとうまくいくのはわかっています。でも、どうしても考えてしまうんです。

僕が今回HSPについて書こうと思ったのは、SNSで中学校の時の友人がHSPで苦しんでいる、というような内容の投稿をしていたからです。是非知らない人にも知ってほしいと思いました。そんな人もいるんだ〜くらいに思っていただけたら幸いです。ですが、このようにHSPについて、自分の内面について書いている今も、これを読んだ人たち、OBや知り合い、部活の人などにどう思われるか怖いとさえ思っています。自分の弱さをHSPのせいにしてるだけだろと思う人もいると思いますし、僕もそう思います。本当は自分が変われない理由をそういった概念に求めてしまっているだけなのかもしれません。

それでは、HSPというのはただ考えすぎてマイナスなだけなのかというと、そうではなく、プラスなところもあります。深く思考したり、感受性が豊かだったりするので、芸術家に多かったりするらしいです。僕は不器用で全くそういった傾向はありませんが。。他にも共感力が高いため、人の気持ちに寄り添うことができるらしいです。そう考えると、少なからず良い面も見えてはきますね。また、HSPは生まれつきの気質ではありますが、考え方や捉え方を変え、ポジティブになることで生きやすくもなるみたいです。

1年生の頃、朝飛先生に「もっと大雑把に生きていいんだよ」と言われたことが鮮明に記憶に残っています。急に言われて、この人は全てを見透してるのかと思わされました。また、こんな僕でも仲良くしてくれている人たちには本当に感謝しています。与えられるだけでなく、与えることのできる人間になれるように精進していきたいと思います。本日は僕の日誌にお付き合いいただきありがとうございました。それでは失礼いたします。