こんにちは。2年の五十嵐です。
三寒四温の今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私はというと、大学生活2回目の春休みを迎えました。1ヶ月前にテスト期間を終え春休みに入り、日付、曜日感覚というものをどこかに置いてきてしまったようです。大学の講義が無いと日付、曜日を意識する機会が減り、あっという間に時間が過ぎていきます。一昨日の練習後、同期の山室と栗田とお風呂に浸かりながら少し話をしていただけなのに、思っている以上に時間が過ぎてしまっていました。楽しい時間はあっという間です。指がふやけてしまいましたが、こんな何気ない時間を大切にしたいなと思いました。

最近は1つ上の先輩方が”シューカツシューカツ”と非常に難しそうな言葉を発していて、来年がくるのが少し不安になりつつあります。一年後、その”シューカツ”とやらに思い切り取り組めるように、今のうちに人生の中で楽しい期間トップスリーに必ずランクインすると言われている”大学生の春休み”を楽しんでおこうと思っています。

春休み中ということもあり、自由な時間が増え動画鑑賞タイムも増えたことから今回は、私的オススメのいま波に乗っているお笑い第7世代(、2019年頃から提唱された2010年以降にデビューしたり2010年代後半から活躍する若手お笑い芸人を指す俗称)と呼ばれる世代また、だいたいそこらへんのテレビでも見かけるくらいの若手のトリオコント師を甚だ僭越ながら紹介させていただきたいと思います。なぜトリオなのかというところは特に深い意味はありませんが、どうやらYouTubeのコント動画の検索履歴を見る限り私はトリオコント師が好きみたいだからです。

では、1組目。第7世代のコント師代表、「ハナコ」です。

ハナコは、ワタナベエンターテイメントという事務所に所属する菊田竜大(中ボケ担当)秋山寛貴(ツッコミ担当)岡部大(大ボケ担当)の三人から成るトリオコント師でコントの日本一を決める大会キングオブコント2018年歴代最年少王者です。彼らの特徴は秋山さん、岡部さんの演技力の高さによる世界観への引き込み、そして三人という数の特徴を生かしたコントの構成です。コントの設定は、日常というよりかは日常の範囲内でありそうな状況をあまり枠にとらわれず大袈裟に広げていく設定が多い気がします。ハナコのコントでは秋山さん、岡部さんが主となりコント内のストーリーを進めていきます。この二人は非常に演技力が高く、秋山さんは顔の特徴として子供からお年寄りの役まで衣装を着るだけでその年代に見えてしまうというコント師としては優れた顔つきをしています。岡部さんは坊主がトレードマークで表情や声が非常に力強くコントの勢いをつける役割をしています。ハナコの最大の特徴である数の特徴を生かしたコントというのは、菊田さんが大きなポイントになっています。三人の中では一番影が薄くセリフも登場シーンも少ないコントが多いのにも関わらず強烈なインパクトを残し、コントの引き締め役というか展開をもたらす役回りをしています。この21のアンバランス感がハナコのコントを唯一無二のものにしているポイントだと思います。トリオではしばしこの様なアンバランスな力配分のトリオが見受けられ全体を100とした時の力配分によってコントの作りや特徴も変わってきます。菊田さんはバラエティ番組の中でお笑いに対する姿勢に関して他の二人との温度差があることが発覚し、コントへの情熱もあまりないことからいじられていて面白いです。彼の芸能人生での最大の目標は「逃走中」というハンターから参加者が鬼ごっこの様に逃げ回るというテレビ番組にハンター役で出演することらしいです。私的オススメコントは「休憩室」というコントです。

 

次に二組目。「ジェラードン」です。

吉本興業東京本社に所属する西本武徳(ボケ担当)海野裕二(ツッコミ担当)かみちぃ(ボケ担当)からなるトリオです。トリオは普通大ボケ中ボケツッコミの役割に分かれることが多いですがジェラードンの場合はボケが二人ツッコミが一人のダブルボケスタイルです。漫才では「笑い飯」がダブルボケ漫才を考案したと言われていますがコントでは珍しい様に思います。なぜダブルボケのスタイルなのか、それはボケ担当の西本さんとかみちぃのキャラの濃さが尋常じゃないからです。海野さんがthe普通の人間なのでよりこの二人のキャラが際立ちます。このキャラの濃さを前面に押し出したコント「握手会」がジェラードンのコントの中で最も有名だと思います。ここから生まれたかみちぃ扮する「如月マロン」というキャラクターは歌を作って配信するくらい人気キャラクターとなっています。西本さんとかみちぃの絶妙な気持ち悪さを生かしたコントはクレイジーさが滲み出ていて個人的にとても好きなタイプのコントが多いです。私的オススメコントは「ハチ公前」です。このコントは最後のオチがとても綺麗で少しゾッとしてなんとも言えない感情になるので是非見てみてほしいです。「ウエイトリフティング」もくだらない中にも感情移入してしまう自分がいて久しぶりに声を出して笑ったコントです。ジェラードンはとにかくみてほしいです。

 

最後三組目は「ネルソンズ」です。

吉本興業東京本社所属の和田まんじゅう、青山フォール勝ち、岸健之助の三人から成るトリオです。ツッコミやボケはコントによって変わることが多いです。青山さんと和田さんが中学の同級生で二人とも島根県出身ということで私自身島根に住んでいたことから勝手に親近感を持っています。また、青山さんはレスリングを日本代表レベルで本格的にやっていたこともあり耳が湧いていてこちらもまた勝手に親近感を持っています。ネルソンズのコントは表情豊かな和田さん演じる少し変わったキャラクターが軸となって進んでいくコントが多いです。特におじさんのキャラクターが哀愁漂い、愛くるしく親しみを覚え可愛らしいです。何を言っているかわからない様な喋り方や独特のイントネーションが特徴的で、このおじさんが様々なシチュエーションに巻き込まれていくのがみていて楽しいです。三人の配分的には岸さんのウエイトが低めなところがありテレビサイズの新幹線のネタだと最後の一言しかセリフがないということもありそれもまた面白かったです。私的オススメコントは「ラーメン屋」です。このコントは先ほど述べたおじさんキャラの代表作だと思います。また、比較的新しい「うんこ」というネタがオススメです。こちらはキャラクターで笑わせるというよりも、展開で笑わせにきます。くだらないけど予想できない展開で非常に面白いです。

 

誠に勝手ではありますが素人目線で紹介させていただきました。ぜひみて見てください。

皆さんもオススメの芸人さんのコントを紹介していただけたら嬉しいです。

春休みの淡白な日常の中にも小さな楽しみを見つけて生活していきたいものです。

 

巷では新型肺炎が流行しており、近所のコンビニや薬局を覗いてみてもマスクを見かけない日々が続いています。
手洗いうがい睡眠そして栄養バランスの取れた食事を徹底してウィルスに負けないように体調管理に努めたいと思います。
皆様も体調にはお気をつけてお過ごし下さい。