こんにちは。1年の須永陸也です。月日が経つのは早いもので今年も残り1日となってしまいました。この場を借りて、この2020年に私と様々な場面で関わってくださったたくさんの方々に感謝を申し上げたいと思います、本当にありがとうございました。

 

年末ということで、今回の日誌では簡単に「私の2020年」を振り返りたいと思います。かなり私的な内容となるとは思いますが。最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

2020年は、“薄いようでとても濃い1年間”になったと感じています。高校を卒業し大学に入学したという環境の変化により今年一年が濃くなったということはもちろんありますが、それよりもやはり“新型コロナウイルス”の影響が最も大きいというように感じています。

 

新型コロナウイルスは世界中に多大なる影響を与えました。日本でも2020年を表す漢字が「密」になったことから、2020年と言ったら新型コロナウイルスと言っても過言ではないと思います。社会的に見て、東京オリンピックの延期、インターハイの中止。授業・会議形態の変化など様々な影響を与えてきた新型コロナウイルスですが、私個人としても大きな影響を受けました。

 

不謹慎かもしれませんが、この1年、私は新型コロナウイルスの“おかげ”で大きく成長することができたと感じています。今まで私は自分で考えるということをしてきませんでした。何も考えずに敷かれたレールの上を進んできました。今まではそのような生き方に違和感を覚えることはなく、このまま何年、何十年という長い年月、その場しのぎを繰り返していけばどうにかなるというように考えていました。しかし、新型コロナウイルスの流行が起き、部活動の活動自粛、外出自粛をしなければならなくなったことで時間に余裕ができ、将来について真剣に考えはじめました。

 

私は3歳で柔道をはじめ、今まで16年間ほとんど柔道しかしてきませんでした。そんな私から柔道を取ったら何が残るのか、柔道以外で私ができることはあるのかということについて真剣に考えました。しかし、私は自分の将来が全く見えてきませんでした。現在は真っ暗で先の見えない現実に、危機感と恐怖を感じているところです。大学生活の4分の1が終わりに近づき、限られた時間の短さを痛感しています。この短い時間をどのように過ごすのか、私はどうあるべきか、2021年はしっかりとそれをはっきりさせ、実りのある1年にしたいと考えています。

 

 

「自立」

 

 

2021年はこれを目標に掲げ、努力していきたいと思います。学生と社会人の大きな違いは「自立」しているかどうかであると私は思っています。自分で指針を定め、自分をコントロールし、自分の行動に責任を持つ。これが「自立」であり、社会人に必要な要素だと思っています。残り少ない時間を有意義に過ごすためにも、しっかりと自分の将来像を明確にし、「自立」した人間になることで約3年後に向けて準備をしていきたいと考えています。

 

今年はたくさんの方々に力を貸してもらい、たくさんの方々に迷惑をかけた1年でした。

本当に、ありがとうございました。

来年もお力をお借りすること、迷惑をかけてしまうことは多々あると思いますが、何卒よろしくお願いいたします。

 

それでは、良いお年をお迎えください。

 

 

終わり。