一年の伊藤皇貴です。あっという間に6月も終わりに近づいてきてしまいました。最近になってようやく大学生活にも慣れてきて一週間の生活リズムが決まってきたところです。授業の課題に追われる毎日ですが、充実した日々を過ごせていると思います。

 

先日、私が大学でせっせと数学の授業を受けているときに柔道部のある先輩から突然電話がかかってきました。一体何事かと思って急いで教室を抜けて、改めて電話を掛け直しました。

皆さん一体どんな内容だったと思いますか。

 

「今お前の家の近くの温泉にきているけど、お前も来るよな、な?」

 

的なことを言われました。とりあえず緊急事態ではないことにホッと胸をなでおろし、

 

「無理です」

 

即答しました。

 

別の先輩曰くその先輩がかける電話は大方意味のない内容ばかりだそうです。無意味電話の常習犯といったところでしょうか。確かに道場でもよくわからないことばかり言っています。

 

柔道部の先輩や同期はいい意味でとても個性的な人たちばかりで毎日が楽しいです。朝練の後、授業が始まるまで大はしゃぎしながらプラバットを振り回している人や、大声で歌を歌う人もいます。そんなガヤガヤしたやかましい環境の中でふと幸せだなあと思う自分がいます。

そんな先輩たちや同期も柔道のこととなると別人のように真剣になり、乱取りや試合の姿をこの目で目の当たりにすると震えるものがあります。すぐ近くで繰り広げられる戦いを畳の揺れを感じながらリアルに見るのは今でも興奮します。まずはしっかりと体力、筋力をつけて、少しでも周りの柔道部員の人たちに近づけるように頑張ろうと気が引き締まる思いです。

 

最後に、今日の試合に出場した選手の皆さんお疲れ様でした。

 

先輩、とりあえずまた次のお電話お待ちしております。

 

おしまい。