こんばんは。1年の杉村です。

今日は都学生の個人戦でした。入学してから早くも4回目の試合です。それでも尚、緊張していましたが、全日本学生出場だけを考え、この試合に臨みました。

今思えば、約2週間前、トーナメントが発表されたときの僕に対する期待のされようは尋常じゃなかったです。トーナメントの当たりがとても良かったことで、先輩方や監督に全日本学生出場は堅いと言われ続ける毎日。

今までで1番、やる気が入り、調整を完璧に終えることができたのはこのおかげなのか、そうでないのか未だにわかりません。

1回戦は体がガチガチで全く動かなかったものの、勝利。次は2回戦。これに勝てば全日本学生出場。入学して初めての練習試合で負けた相手で、正直とても嫌な相手でした。最初の4分間はなにもなく、そのままGSへ。最後の最後になんとか気持ちで勝つことができました。この上ない嬉しさを感じました。

しかし反省点が一つあります。投げてすぐにガッツポーズをしてしまい、主審に怒られてしまったのです。柔道界において、審判に嫌われてしまうのは1番ダメなこと。と誰かが言っていたのを思い出し、このことを肝に銘じました。

全日本学生出場が決まった後の試合は、負けてはいけないという思いから解放され、とても戦いやすく自分のいつも通りの柔道ができました。そして3回戦、準々決勝と勝ち進みました。

まさか、私が準決勝まで勝ちあがるとは思ってもおらず、そこで少し気持ちが切れてしまったのが今回の敗因です。準決勝までの間が1試合しかなく、疲れが溜まったまま畳の上にあがることとなりました。試合が始まってすぐに、寝技へ移行され、押さえ込まれました。完全に妥協でした。

ここが私の弱さだな。と改めて痛感しました。昨年のインターハイでも3位。あと一つ勝てば、というところをまた負けてしまいました。今回はあと一つ勝てば講道館杯でした。この悔しい気持ちは絶対に忘れません。

決勝という舞台の前にそびえ立つ大きな壁を乗り越えるために、応援してくださる皆様への感謝の気持ちを忘れずにこれからも精進していきます。

 

終わり。