こんにちは。一年の張です。最近は急に寒くなり、秋ぽくなってきました。風邪も流行っているようです。私とルームメイトはすっかり引きまして、皆様にも気を付けて欲しいです。

さて、部員日誌を書くにあたり、内容について大変悩んでいました。私はあまり面白いことが言えないので、ちょっと秋について話したいと思います。

日本に来て早くも2年が経ち、今年は3回目の秋を向かいました。日本の秋といえば、「月見」という言葉が浮かべました。ちょうど数日前の10月4日は満月だったようです。中国でも秋といえば月、そしてそれは必ず旧暦の8月15日(今年は西暦の10月4日でした)にしか見えない、一年中で一番明るい満月のことなんです。この日は中国の伝統的な祭日「中秋」といいます。

「中秋」をお祝いするには、月餅を食べなければならないです。中国で、月餅は中秋の一か月前から中秋までの間しか買えない伝統のお菓子です。日本では中村屋が売っているようで、新宿で買えると思います。ところが、中村屋の月餅はあんこしか入っていないようです。実際のところ、私はむしろあんこしか入っていない月餅が一回も食べたことがありません。月餅は店によって、様々な味があるんですが、どこでも必ず売っているのは「豆沙蛋黄」(こしあんと鴨の卵でつくた味玉の卵黄)・「莲蓉蛋黄」(ハスの実で作ったあんと鴨の卵で作った味玉の卵黄)と「五仁」(くるみ・アーモンド・ピーナッツ・ごまとクアズでつくったあん)、この三つです。私が一番好きのは「豆沙蛋黄」と「干贝」(帆立をあんにした月餅のこと)です。ちなみに、いままで食べた月餅のなかで、一番シュールなのはローズとワインをあんにしたやつです。

満月の日にある祭日ですから、昔から一家団欒でお祝いするのが習慣みたいです。私も久々母にビデオ電話をかけました。おばあちゃんとおじいちゃんも一緒にいって、三人とも元気なようで、安心しました。来年の中秋が一緒に過ごせるならいいと思いながら、おばあちゃんもおじいちゃんもずっと元気にいられるよう、祈っています。

中秋の話しはこの辺で終わりたいと思います。明日が神奈川県大会なので、皆様は頑張ってください!

張若辰