お久しぶり・・・ってほどでもないです。3年の小林です。代交代をした関係で、また順番が回ってきてしまいました。
早いもので、もう最高学年となり、副将という名誉ある役職に選んでいただいて、部を引っ張っていかなければならない立場となりました。今までは、先に進んでいる先輩方の後にしたがって進んでいけばよかったものの、これからは自分が先を行かなければならないと思うと、正直、大きな不安を感じます。その一方で、自分たちでどこまでできるのかという期待もあります。これから、部活、私生活両面で数多く悩むことがあると思いますが、精一杯部に貢献し、自分にとっても、部にとっても最高の年にしたいと思います。まだまだ未熟で足りないことばかりですが、よろしくお願いします。

さて、所信表明はこの辺にして、今回は先日尼崎で行われた全日本学生体重別団体について、少し書きたいと思う。
今年はこの試合が4年生の引退試合となり、自分は60㎏級の選手としてこの試合に挑んだ。尼崎には選手の他に応援の部員も駆けつけ、また多くのOBの先輩や保護者の方々の応援もあった。今回の尼崎での2泊3日の中では記憶に残ることが多々ある。減量で喰いしばったこと、慶應の光の速さの席取り、初戦で不甲斐ない試合しかできなかった悔しさ、生で観戦した決勝のドラマ、、、。その中でもやっぱり一番鮮明に残っているのは自分の出場した最後の試合。自分が取らないとチームが負けるという状況での大将戦、どうしても届きたい目標まであと一歩、取れないと4年生を引退させることになってしまう。そんなことを考えながら待っていたところに、元副将の先輩が「気楽に行け」と一言。たったそれだけの言葉が心強さを与えてくれた。けれども、結果は自分が引き分け、チームとしては負け、4年生の引退が決まった。何とも言えぬ悔しさが込み上げた。最後にもう一つ赤い丸が欲しかった。そんなことを思ってもどうしようもない、ただの負け。全力を出し切ったと思っても、まだ何かできたんじゃないかとも思ったりする。悔しかった。

自分らの引退試合まで、あと1年。代が変わったばかりで引退なんて気が早いかもしれない。でも、今まで柔道をしてきた時間に比べたら、たった1年だ。最後の最後に後悔はしたくない。だから、この1年は自分のやるべきこと、やらねばならないことを考え、実行していく。書くだけは簡単なので、さっそく今からしっかりやっていかねばならない。とりあえず今は寝なければならない時間なんで、この辺で失礼します。おやすみなさい。