失礼致します。私、本年度慶應義塾體育會柔道部、並びに慶應義塾大学文学部1年の宮下里佳子(みやしたりかこ)と申します。出身校は筑波大学附属小中高で、1年間のニート(浪人)生活を経て、現在に至ります。

私は当初マネージャーとして、本部に入部致しました。しかし、コーチ、先輩方、同期のおかげでプレイヤーになるという選択肢が浮上し、転向することにしました。後押しして下さった方々、そして柔道経験の浅い私をプレイヤーとして受け入れてくださった、部員の方々をはじめとする皆様に心から感謝しております。

私の高校の柔道部は、同期の10人中8人が初心者というように、柔道を始めやすい環境でした。顧問の先生方は筑波大学柔道部のOBで、講道館の先生と実業団でコーチをされている非常にしっかりされた方々で、柔道のみならず人間性においてまで幅広く指導していただきました。大学でも柔道を続けようと思ったのは、高校の先生方の影響が大いにあると考えています。

「妥協するな」
高校の顧問の先生によく言われました。私の一生の課題であります。大学受験では高三時に自分を追い込めず、妥協したために、浪人してしまいました。当然のことですが、世間は浪人に対して厳しい評価を下します。しかし、そんな結果のみを求められる環境において、自分を見つめ直すことのできた浪人生活は非常に有意義なものだったと私は思います。その点、現役時の結果で妥協せずに浪人して良かったと思います。

拙い文章で恐縮です。

柔道歴2年ということで未熟ではありますが、努力してまいります。よろしくお願い致します。