失礼致します。私、本年度慶應義塾體育會柔道部並びに慶應義塾大学文学部1年の栗田愛弓(くりたあゆみ)と申します。身長169cm、63kg
級で、いくら食べても増量できないのが最近の悩みです。

出身は横浜市西区で、公立の小・中、県立横浜平沼高校を経て、この慶應義塾大学に入学しました。大学生になって定期券というものを初めて持ち、その便利さに感動しています。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、あの偉大なる前主務、佐藤哲郎先輩の高校の後輩です。私が慶應を目指そうと思ったのも、この柔道部に入ることが出来たのも、先輩のおかげと言っても過言ではありません。本当にありがとうございます。

ここで少し、横浜平沼高校について紹介させて下さい。

横浜平沼高校は、118年の歴史を持つ伝統校です。神奈川で最初に創立された神奈川県立横浜第一女子高等学校が前身で、戦後、神奈川県立横浜平沼高等学校と改称され、共学になりました。

戦前は「県下一の才媛学校」として、県内各地から優秀な女子生徒を集めていた・・・(Wikipediaより)そうですが、今や「先生の墓場」と生徒から言われるほど、特に問題児もおらず、かといって特別勉強に力を入れるわけでもない、年配の先生方にとっては残り短い教員生活を穏やかに過ごすのに最適な学校です。

特徴は、前述のような歴史を持つため、女子が多いことです。私の学年は、普通のクラス分けをすると40人クラスで男子が11人、文系クラスとなると男子は8人しかいませんでした。それもあってか、全体的にのんびり、おっとりしていて、落ち着いた高校生活を送ることができました。

さて、大学生になり、早1ヶ月経ちました。のんびりしていた高校の頃とは違い、今は全てが忙しく、毎日慌ただしく過ごしています。先日履修科目の追加申告も終わり、ほとんど時間割が確定しました。某W大学文学部とは違い、慶應文学部1年の時間割はぎっしりです。決してあそぶん学部ではありません。

語学の勉強は大変ですが、その分やりがいがあります。また、社会科学系の分野に興味があり、政治や法律学、地理の講義は、毎週楽しみにしています。

柔道に関しては、他の方々と違い、ここに書けるような成績は何もありませんが、先輩方の胸を借りて毎日稽古に励み、早慶戦で活躍できる選手になりたいと思います。

拙い文章で恐縮です。これから頑張りますのでご指導よろしくお願い致します。