郡司です。
遂に東京学生まであと少しとなり、部の雰囲気も良い感じになってきている。レギュラー陣も気合いを入れ直し、最終調整に取り組んでいるようだ。
東京学生柔道優勝大会。
我々の最大の山は、何と言ってもM大学であろう。今年は特に強力な一年生が入った事により戦力は強化され、おそらく優勝候補筆頭なのではないだろうか。
ところでM大学と当たる事になるのは今回が初めてだ。今まで一度も当たった事が無い大学というのは緊張や不安が拭えない。初めて組み合う相手というのは確実な情報が少ないためにお互い警戒心が非常に強くなってしまう。その為に技数も極端に減り、技を返されたらどうしよう、組み負けたら投げられてしまう等どうしても負の考えが巡りやすいのである。

そうならない為にはどうしたらいいのか…?
それは自分にとって永遠の柔道のテーマでもある。
試合も練習と同じようにといくら心掛けてもなかなか上手くいかない。

ただ、それが何故か上手くいってしまう試合がある。自分の場合、誰にも負けないという強い自信が持てた時や調子の波をピークに持って来れた時にそれが起きる。こればかりは精神面の話になるが、強い自信を付けるのはどれだけ試合までに自分自身を練習で追い込めたかで決まると思っている。
今回の試合に向け、冬から春にかけてかなり追い込んで来た。あとは今週、最終的にしっかり調整をして波を最高点まで持って行くことが試合までの課題である。
試合当日は自分の仕事をやる。
結果は自ずと付いてくるであろう。