皆さんこんにちは、授業で組んでいる発表グループ8人いたメンバーが私を入れて3人に減ってしまい四苦八苦している環境3年の陶です。やはりオンライン授業だと難しいところがありますね、キャンパスが恋しい今日この頃です。

 

さて、ここ数日雨が多く、晴れ間の見えない息苦しい日々が続いていますがみなさんいかがお過ごしでしょうか?さまざまな場所でワクチン接種が始まったことで安心感が生まれたり、同時にオリンピックが近づいてることで新たなパンデミックとなるのではないかと不安になったり、文字通り今日の空模様のような心境かと存じます。

 

私はこんな時、よく映画を見ます。アナログ派なので実際にT○UTA○Aまで行って、気になるタイトルを3、4本引っ掴んで帰宅、やらなきゃいけないことを一度忘れて映画の世界に没頭する。映画もハズレがあったり当たりがあったり、実は続編があってすごく気になってしまうこともあったりとさまざまなんです。みなさんも時間に追われてる時にこそ一度立ち止まって映画の世界に寄り道してみてください。

 

今日は最近見た映画からひとつ「今を生きる」(1989)をご紹介したいと思います。選んだ理由は極めて単純、あのロビン・ウィリアムズが出演しているからです。

時代は1950年代、敬虔なキリスト教の教えのもとに厳格な規則を持つ全寮制男子学院を舞台として、親の期待とエゴによってその環境に入れられた個性豊かな生徒と国語(英語詩)の新任の教授として赴任した教師キーティングのスクールライフを映しているものです。クライマックスは衝撃的なものでネタバレとなるのでここでは伏せますが、それまで前任が教えていた厳格な英語詩の評論ではなく、詩の中にある作者のパッションを伝えようとする型破りなキーティングの教えに、それまで心の奥に押し殺していた情熱を表に出していく生徒たちの変化が非常に印象的なものでした。

そんな劇中では「Carpe Diem」というラテン語が出てきます。現代語では「Seize the day」と訳され、文字通り邦題の「今を生きる」につながります。将来のために今我慢をするのではなく、「今」を生きろ。そんなキーティングの願いがこの言葉には込められていました。実はこの「Carpe Diem」は私がいた高校の柔道部でも言葉だけ書いてありました。その時は深く意味を考えていませんでしたが、今思うと柔道を通じて「今」に全力を出す姿勢が養えていたと確かに思います。昨今もコロナウイルスに就活にと、一見我慢ばかりしなきゃいけない日々のように見えますが、ちょっと立ち止まって、「今」やりたいことは何かと考えるのも悪くはないかなと思ってしまいました。

みなさんもお暇があればぜひ、「今を生きる」見てみてください。では、

P.S. 今日は東京都ジュニアの日です。同期でもOとPが出場しております。二人とも怪我と闘いながら必死で頑張っておりました。ぜひ皆さん、直接でなくとも構いません。応援してあげてください。Carpe Diem!