こんにちわ。商学部2年の九津見です。

3月に入ったにも関わらず寒いですね。

私の故郷、北海道は1−2月は最高気温ですら氷点下の地域が多く、私の地元でも最低気温が氷点下10度を下回ることは珍しくありません。今週の土曜日の予報は最高気温が0度、最低気温が氷点下10度だそうです。そんな地域から来たのに何で寒いの?なんて声が聞こえてきそうですが、寒いものは寒いです。具体的には、部屋(もちろん道場も)が寒いです。

北海道は夏の気温がそれほど高くない上(それでも一夏に10日ほどは札幌でも真夏日があります、内陸では20日ほどだそうです)、乾燥しているため、エアコン無しでも扇風機があれば十分過ごせます。なのでエアコンのない家はさほど珍しくはありませんが、ストーブ又はパネルヒーターは必須です。これらがないと凍死します。パネルヒーターとは、金属製の薄いパネル状の本体の内部を熱されたオイルが循環し、部屋を温める暖房器具のことです。ラジエーターの逆と言えばわかりやすいでしょうか。わかりにくいですね。とにかく、北海道ではこれらをフル稼働させることによって温まった部屋の中で半袖短パンでアイスを食べるのが至福とされているわけです。冬のアイス消費量ナンバーワンの都道府県が北海道なのはこういった理由によるものなのです。

話が脱線しましたが、重要なのは暖房器具が雪国では床の近くに設置されていることであると思います。暖かい空気は膨張し、密度が小さくなるので冷たい空気と比べて上に溜まるのは優秀な慶應生の皆様ならもちろんご存知でしょう。なので、ストーブ達は足元から部屋を温めてくれます。しかし、東京ではエアコンの暖房機能を用いて冬を凌ぐわけです。エアコンは基本的にクーラーとしての機能がメインで、だいたい壁の高い位置に設置されています。なのでここからいくら温風を出そうとも部屋の上の方に暖かい空気が溜まるだけで、足元は冷たいままです。一生懸命風向きを下に設定していますが効果はあまり感じられません。足が冷たくて眠れず、シャワーで足を温める私のような極度の末端冷え性の人間にはこれがとてもしんどいというわけです。電気代も高いのでガンガンエアコンを使うわけにもいきませんしね。

齊藤渉君にこの話をしたところ、足を温められる小さな電気毛布を奨めてくれたので少し調べてみようと思います。

 

それではまた。