梅雨が明け強い日差しが照り付ける本格的な夏を迎えましたね。
どうしても冷たいものを欲してしまう、少し夏バテ気味の山室です。皆様いかがお過ごしでしょうか。

ついに東京オリンピックが開幕しました。
多数の問題を乗り越え開催された東京オリンピック。賛否両論あるとは思います。しかし、どうにかして開催したいと取り組んで来られた大会関係者の方々、オリンピックに全てを賭けて競技に取り組んでいる選手のことを考えると、今年は無観客という異例のオリンピックとなってしまいましたが、私は何とか開催されて良かったと思っています。日本の選手の皆さん!頑張って下さい!!

さて、今回の日誌では私の過去に抱いていた夢に関して少しご紹介したいと思います。

幼稚園:どろだんご屋さん
普通の女の子の幼稚園児はケーキ屋さんとかお花屋さんとかですよね。全く記憶にありませんが、幼稚園のアルバムに「どろだんご屋さん」と書いてありました。思わず吹き出しました。この頃は、体を動かす事が大好き、勉強も大好き、柔道も大好き、といった中で、選ばれた夢は「どろだんごやさん」でした。泥でまずは形を整え、そこにサラ砂をかけて、そのあとはとにかく布で磨き続けます。おそらく私が作った美しい泥だんごを誰かに売りたかったのだと思います。しかしこの夢は将来性がなく、収益を得られる見込みが一切ないので、残念ながら達成されることはありませんでした。

小学校:医者→警察官→オリンピック選手
小学校はいろいろ夢が変化しました。
初めは医者。理由は医療ドラマ、特に手術シーンが好きだったからです。ティッシュの空箱の中に、複雑に輪ゴムを貼り、その中のどこかに黒く塗りつぶしたティッシュ(癌細胞)を入れて、それを、カッターやハサミ、ピンセットなどを使って除去する、模擬手術をして遊んでいました。格好つけて「ただいまより、〇〇の手術を行います。メス、鑷子、ガーゼ。」とか言っていたことを覚えています。
次は警察官。自分と同じ道場の先輩が警察官でかっこよかったからです。「悪い人を捕まえるんだ〜」といつも言っていました。でも小学生でよくやる遊び、ドロケイでは警察役ではなく、いつも泥棒役で逃げ切っていました。
そして次の夢がオリンピック選手。小学6年生で全小優勝した時から、オリンピック選手になりたいと思うようになりました。オリンピックで活躍する選手がとにかく格好良くて憧れで、オリンピックに出たい気持ちが小学生ながらありました。

中学校:オリンピック金メダル
中学に入り、「優勝以外は一回戦負けと一緒」と言われ続け、私の夢もいつしかオリンピック出場からオリンピック金メダルへと変わっていました。好きな選手は谷本歩実選手と中村美里選手で、日本人の一本を取る豪快な柔道や技術性のある繊細な柔道に憧れていました。実際に谷本選手に内股を教えてもらったり、出稽古先で中村選手に稽古をつけてもらうなど、小学生までテレビ上でしか見たことのなかった選手が身近にいる素晴らしい環境で練習していました。自分もオリンピックで金メダルを取れると信じて稽古に励んでいました。

次は高校。高校から私の中で夢という夢がなくなりました。
本当に達成できるのか。と現実的に考えるようになりました。現在も、自分の夢という夢がありません。
「世界一周する」「幸せに暮らす」「お金持ちになる」、、、確かにそうなりたいけど、それが夢かって言われるとそうでもありません。

あれだけ幼い頃から明確にあった夢ですが、今となっては空白の夢。

皆さん、将来の夢はなんですか??