こんばんは。3年の篠原です。

ご存じの通り期末テスト真っ只中です。今、とても頭が痛いです。普段勉強しない分、急に勉強をすると、脳みそが筋肉痛になります。練習の疲れ方とは全く違いますが、疲労度合いとしては同じようなもので、どっと疲れています。

現在6科目のテストが終わりました。手応えとしては3勝1敗2分といった感じです。
※引き分けとは確信は持てないが恐らく単位は来るだろうという程度のもの
あと3科目、集中です。

話はだいぶ変わりますが、先日、高校柔道3大タイトルの1つである金鷲旗が福岡県で開催されました。私はテストの関係で観戦出来ませんでしたが、大学柔道部から、笹野監督、受験生係の森下、須永、飯田が観戦に出向きました。

勿論、優秀で強い高校生のスカウトもとても大事ですが、塾高出身の私としては、塾高柔道部の結果がとても気になってしまい、テスト勉強どころではありませんでした。

結果、塾高は4回戦進出。塾高生は決して満足のいく結果ではなかったと思いますが、私は立派だったと思います。

中でも、3回戦で3年生の細谷が5人抜きを果たしたというのはとても素晴らしかったと思います。

自慢をさせてください。私も3年前の金鷲旗、先鋒で出場し、1回戦で5人抜きを果たしました。2回戦の先鋒戦でも勝利したので記録としては6人抜きです。

つらい思い出が大半を占めた高校時代の数少ない良い思い出です。

金鷲旗では、そのチームのエースが最後の砦として基本的には大将に置かれます。大将が5人抜きするケースは殆ど無いので、超一流選手でも金鷲旗5人抜きというのは経験できない、というかその機会すら与えられません。実際に、現役最強高校生である故斉藤仁先生の息子さんである国士舘高校の斉藤立選手でも5人抜きを達成しないまま、高校最後の金鷲旗を終えました。

そういった意味では、本当に良い経験をさせてもらったと思います。先鋒で起用してくれた鏑木先生に感謝です。

今年の塾高柔道部3年生は4名。インターハイ出場を決めた主将の秦、金鷲旗5人抜きを果たした細谷、左の試合巧者、高、名門あざみ野中学校出身の平山と粒揃いです。全員が大学で活躍をする可能性を十分に秘めていると思います。

私は塾高入学前、鏑木先生から

「塾高柔道部としては3年で終わるが、大学を含めた7年計画で慶應柔道部として育てていくつもりだ」

というお話を頂きました。現役塾高生の彼らがこの日誌を見ることは無いとは思いますが、四人全員が大学でも柔道部の一員として一生懸命活動してくれることを願うばかりです。いや、彼らはそうなるでしょう。

鏑木先生は選手として7年計画と仰いましたが、もっと言えば、塾高柔道部に入部した時点で、私は慶應柔友会と永年契約を結ばせていただいたつもりでいます。

現役であるうちは打倒早稲田に燃え、学生大会優勝を目指し、卒業した後もこの伝統ある慶應柔道部に様々な形で貢献する、これが私の目指すべき道であると信じております。

今は現役部員として、何が自分の成長に必要なのか、そして上級生として何がこのチームに足りないのかを真剣に悩み、考え、行動に移していこうと思います。

ペンマークを胸に戦える事に自覚と誇りを持ち、慶應義塾體育會柔道部の名に恥じぬよう、努力を続けて参ります。

どうぞこれからも変わらぬご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。